【60歳代・おひとりさま】で「貯蓄100万円未満」は何パーセントか
平均と中央値はいくら?最新の「厚生年金・国民年金月額」も
Chay_Tee/shutterstock.com
2023年12月に公表された厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金の平均受給額は5万円台、厚生年金は14万円台でした。
少子高齢化の現代において、「年金だけ」で生活するのは、おひとりさまでも、夫婦であっても厳しい家庭が今後増えていくと考えられるでしょう。
60歳代で働く方も多いですが、仕事による収入、年金による収入にあわせて重要となるのが「貯蓄」です。60歳代までにまとまった貯蓄を保有することが大切でしょう。
貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。
自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代・単身世帯の貯蓄額をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。