2. 【スマホ通信費】格安SIMのキホンを知ろう!

格安SIMは、その名前の通り安価な料金で通信ができるサービスを指します。ソフトバンク、au、ドコモのような大手の通信プランよりも料金が安く、各社から様々なプランが提供されています。

シナジー株式会社が運営するネット回線の情報サイト「ネット回線の学校」が2023年9月15日~2023年9月18日に行った調査によると、36.3%の人が楽天モバイルなどの格安SIMや格安プランを利用中という結果に。

次では、格安SIMのメリットとデメリットから説明します。

2.1 格安SIMのメリット(1)大手キャリアよりも安い

「格安SIM」という名前の通り、同じ通信容量でも大手キャリアと比較して値段が段違いに安いです。

1か月で3GB使うと想定した場合、同じソフトバンクブランドで税込価格を比較した結果がこちらです。

  • ソフトバンク(ミニフィットプラン) 5478円
  • LINEMO(ミニプラン) 990円

ソフトバンクでは、Softbank光回線との同時契約で割引がありますが、それでもLINEMOの約4倍の値段です。

格安SIMがこれほど圧倒的に安さを提供できる理由として、徹底的なコストカットが挙げられます。

格安SIMは大手キャリアから通信回線を借りて運営しており、実店舗を持たない場合がほとんどですので、その分設備投資や人件費のコストが浮き、結果的に安い価格で通信サービスを提供可能にしています。

もちろん大手キャリアにも家族割やキャンペーンが充実していたり、通信速度が安定していたりとメリットもたくさんあります。

とはいえ、毎月のバイト代から5000円近くを支払わなければならないのは結構キツイですよね。

2.2 格安SIMのメリット(2)自分に合った容量を選べる

大手のキャリアでは1~4GBまでの小容量プランと、無制限に使える大容量プランのいずれかを選ぶ必要がある場合が多く、選択肢は狭めと言えるでしょう。

その一方格安SIM各社では、小容量プランのほか、5~10ギガの中容量プランや、20ギガなどの大容量プランを提供している場合もあります。

これだけの選択肢があれば、容量が少なすぎたり、多すぎたりといった悩みも解決できるかもしれませんね。