新入社員が注いだという「泡だらけのビール」が、ツイッター上で大きな話題となっています。
投稿したのは、ツイッターユーザーの@Kamiochiai_Chuoさん。
当ツイートは、2023年7月8日時点で9.9万件を超えるいいねを集めており、「居酒屋バイトの入りたて、全部これだったな」「これはむしろプロの技」「ミルコだ!これ大好き」などといった反応が多数寄せられています。
※ツイート写真は【写真5枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
泡が9割…注ぐのに失敗したビール?
「新入社員が注いだビール」というコメントとともに投稿されたのは、丸みを帯びたジョッキに入ったビールの写真でした。
爽やかな苦み、軽快な飲み口、コクとキレ。ビールにはさまざまな魅力がありますが、クリーミーで口当たりの良い泡もそのひとつ。写真のビールもとても美味しそうな泡…ですが、さすがにこれは泡の量が多すぎますね。
通常であれば大失敗と言える泡の比率ですが、これには何か秘密がありそうです。
ビールの特別な注ぎ方「ミルコ」
ビールを注ぎなれていない、まさに「新入社員が注いだ」かのような泡だらけのビール。実は「ピルスナー・ウルケル」というチェコのビールを「ミルコ」という特別な入れ方で注いだもので、「タップスター」という注ぎ手の認定制度があるほどの”プロの仕事”。
大盛の泡を楽しむ「ミルコ(日本独特の呼称で、ムリーコやムレーコとも)」の他にも、伝統的な注ぎ方の「ハラディンカ」や、元々は味をチェックするための注ぎ方だった「シュニット」という注ぎ方も存在します。
投稿者の@Kamiochiai_Chuoさんは、ミルコを知っている人には冗談として、ミルコを知らない人には最初に「泡だらけの大失敗」と思わせ、リプライの補足ツイートでミルコのことを知ってもらうきっかけとして、ツイートをしたのだそうです。
こちらの店舗では、450mlで800円、700mlで1000円となっています。