【夫婦で物件選び】「モメめたら、どうする?」ケンカを避けるコツ

多くの場合、「一生住み続ける」ことを前提としたマイホーム作り。後悔したくないからこそ、細かいポイントすべてがモメる原因となり得ます。

ここで、夫婦ゲンカに発展することを避けるための、「モメた時の対処法」をご紹介します。

「なぜ、それをしたいのか」理由を具体的に伝える

まずは夫婦でとことん話し合うことです。意見に納得できない場合や、理解できないときもあるでしょう。しかし、全て否定してしまうと夫婦ケンカの原因となってしまいます。

「なぜ、それをしたいのか」理由を明確にして、双方の意見を相手に伝えるように話しましょう。

例えばリビングに収納スペースを作りたい場合。

「動線上に収納スペースがあれば家事の時短につながるから、リビングに大きな収納がほしい」

といったように、具体的に理由を伝えることで、相手の理解を得られるケースもあるでしょう。

双方の意見を聞くことで、納得できて自分の意見が変わる場合もあるので、話し合いの時間を確保しておきましょう。

「歩み寄るポイント」を見つける

マイホーム計画は「白か黒か」の二択問題だけではありません。

夫婦それぞれが、「どうしても譲れない点」もあるはずです。そんなときは、お互いが歩み寄れる妥協点を探してみましょう。

「キッチンは主に私が使うからこの希望は通してほしいけど、庭はあなたの希望通りでいいよ」といったように、決定権を分けるのもひとつの方法ですね。

また、選択肢が多い場合は、限定してまうのがおすすめ。色のチョイスで迷っているなら「黒・白・グレーのどの色が好き?」と限定して聞いてしまえば、考える時間を大幅に減らせます。

お互いにどうしても譲れない場合は、双方が代替案を用意してみましょう。

第三者に意見を聞く

双方の意見が合わないため言い合いになり、冷静な判断がつかない場合は、第三者の意見を取り入れてみるのも手です。

すでにマイホームを建てたことがある家族や友人、家づくりの担当をしてくれている営業マンなどに意見を求めてみましょう。

夫婦間では考え付かなかったアイデアや代替案が出る可能性があります。また、第三者の意見って、意外と素直に受け止められるものです。