1. 70代、みんなの貯蓄額はどれくらい?

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和2年)]」によると、70代の貯蓄額(金融資産保有世帯)は下記のとおりです。

1.1 70代の金融資産の保有額(金融資産保有世帯)

  • 平均値:2208万円
  • 中央値:1394万円

平均値とは、一部の極端に大きな数値に引っ張られて実態より数値が大きくなりがちです。一方で、中央値は数値を小さい順から並べてちょうど真ん中にくる数値を指すためより、実態に近いと言えます。

中央値で見ると、1394万円と1000万円を超えていますね。

では、次に金融資産保有額の分布を同調査を元に見ていきます。

100万円未満:5.3%・100~200万円未満:5.1%・200~300万円未満:3.2%・300~400万円未満:3.7%・400~500万円未満:3.2%・500~700万円未満:8.0%・700~1000万円未満:7.7%・1000~1500万円未満:14.6%・1500~2000万円未満:9.8%・2000~3000万円未満:12.8%・3000万円以上:23.4%・無回答:3.2%

2019年に話題になった、「老後2000万円問題」をクリアしている人の割合は36.2%です。

約2.7人に1人が2000万円問題をクリアしていると思うと、そこまで老後資金を焦って準備しなくても何とかなるのかな?と、少し安心した人もいるのではないでしょうか。ただ、もう少し詳しく実態をみていきましょう。