厚生労働省「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」(2021年9月9日公表)によれば、65歳以上の世帯は2021年で「夫婦のみの世帯」が32.0%、「単独世帯」が28.8%となっています。
65歳以上の高齢者は3世帯に1世帯が夫婦のみ世帯、もう1世帯が単独世帯となっており、ほかは「親と未婚の子のみの世帯」と「三世代世帯」等という結果に。
1986年は「三世代世帯」が約半数を占めていましたから、時代が大きく変わったことがわかります。
70歳代になると仕事を辞める方も多く、昨今の物価高では夫婦のみ世帯や単独世帯のかたはお金の面で不安を抱える方もいるでしょう。現代の70歳代のお金事情をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。