50歳時、約3人に1人が「おひとりさま」に。老後の「年金と貯蓄」特に女性は厳しいか
コロナ禍を経て結婚しない人が急増へ
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国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によれば、結婚の意思を独身の男女(18~34歳)に聞いたところ、「一生結婚するつもりはない」と答えた男性は17.3%、女性は14.6%で過去最高となりました(2022年9月9日公表)。
前回の2015年は男性12.0%、女性8.0%でしたが、コロナ禍を経て結婚を希望しない人は男女とも5ポイント以上急増しています。
未婚や離婚、死別など年々増えるおひとりさま。一方で少子高齢化の現代、老後に不安を感じるのはおひとりさまも同じでしょう。
今回はおひとりさまの最新の割合を確認しながら、その年金と貯蓄の平均額をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。