「消費者物価」対前年比+2.4%、お金が逃げていく人の共通点を元金融機関社員が解説【シニアの貯蓄格差】
60歳代の貯蓄格差はどれくらいなのか
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総務省が発表した7月の消費者物価指数ですが、天候の影響を受けやすい生鮮食品を除いた数字で対前年比2.4%上昇となりました。
2%を超える上昇も4カ月連続となっており、電気代が前年比19.6%、ガス代が18.8%上昇しており、生活を物価高が直撃しています。
物価高は全世帯に影響を及ぼしますが、収入の増加が見込めないシニア世帯にとっては特に影響が大きいでしょう。
2019年に金融庁が発表した「老後2000万円問題」など、日本の老後生活には金銭的な問題がつきまといます。
特に老後生活を支えてくれるのは「貯蓄」です。
そこで、今回は金融機関に勤めていた筆者が、多くのお客様とお話しを重ねる中で感じたお金が逃げていく人の共通点を確認し、貯蓄について考察します。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。