日経平均株価での主要銘柄の動きはどうであったか

ここからは構成銘柄で特徴的な動きをした銘柄について見ていきましょう。

セクターの動きとしては、電機、化学、小売りが堅調に推移しました。

特に、化学セクターの代表銘柄である信越化学(4063)は前日比+7%高となり、上昇率として目立ちました。

また、電気セクターを代表するソニーG(6758)も同+4%高、小売りセクターを代表する「ユニクロ」を展開するファストリテイリング(9983)も同+3%高と堅調。

一方、通信セクターを代表するKDDI(9433)や半導体関連銘柄である東京エレクトロン(8035)、富士通(6702)は下落しています。

ドル・円の為替レートはどのような動きをしているのか

為替レートの動きは115円を挟んでもみ合いの展開となっています。

2022年年始に116円台を付けた後、一時は113円台を付け円高に振れたドル・円の為替レートでしたが、その後は円安に振れ、現在は115円台前半で推移しています。

ドル・円の為替レートは輸出関連企業の売上動向であったり、輸入比率が高い小売業の仕入れ費用に影響があるために、目が離せません。