賃金は男女・学歴で差がある?みんなはいくら稼いでいるか
Atstock Productions/shutterstock.com
コロナ禍で先行きが不透明な今日。何が起きるかわからないからこそ、しっかり働いてお給料を貯めている人も多いのではないでしょうか。
ところで、働くうえでどうしても気になるのが、みんがの懐事情です。
とはいえ、同僚や友人に「いくら稼いでいる?」とはなかなか聞きづらいものですよね。
そこで今回は、厚生労働省の資料をもとに、気になる毎月のお給料事情をみていきます。男女別や役職ごとなど、詳しくチェックしていきましょう。
男女別に賃金を比較!15万円の差がある年代も
厚生労働省が2021年3月31日に公表した「令和2年賃金構造基本統計調査の概況」によると、男女の賃金は下記の通りです。
年齢階級別ごとの賃金月額(男性)
- ~19歳:18万3200円
- 20~24歳:21万4600円
- 25~29歳:25万2600円
- 30~34歳:28万9200円
- 35~39歳:32万8300円
- 40~44歳:36万700円
- 45~49歳:38万7900円
- 50~54歳:41万9600円
- 55~59歳:42万100円
- 60~64歳:31万4300円
- 65~69歳:27万5000円
- 70際~:26万500円
計:33万8800円
年齢階級別ごとの賃金月額(女性)
- ~19歳:17万3700円
- 20~24歳:20万9200円
- 25~29歳:23万3400円
- 30~34歳:24万6800円
- 35~39歳:25万8500円
- 40~44歳:26万8300円
- 45~49歳:27万1100円
- 50~54歳:27万4700円
- 55~59歳:27万1100円
- 60~64歳:23万2000円
- 65~69歳:21万5500円
- 70際~:21万7300円
計:25万1800円
男女計で9万円に近い差があることが分かりました。男女ともに50代で最高額となっていますが、その差は約15万円の開きがあることがわかります。
次に、役職別で賃金をながめていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を中心に記事を執筆。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を提供することを念頭に執筆。
ただの情報提供にとどまらず、読者がその知識を日々の生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指している。
読者にとって日常生活や将来設計に役立ち、お金について賢明な判断を下せるよう支援している。政府の施策から個人の資金管理に至るまでの広範なトピックをカバーすることで、経済的なリテラシーの向上とともに、個人が直面する様々な金融問題への具体的な解決策を提供することを意識している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで何を買うべきか、どのキャンペーンに注目するかなど、実用的な情報の提供に努めている。
また読者に対し、タイムリーかつ正確な情報を届けることを心掛け、小売市場の変動に迅速に対応することで、読者が常に最新の情報を手に入れられることを目指す。日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢い消費選択をするための知識を深めるサポートとなる記事を意識している。(2024年5月7日更新)