そのような中、日経平均株価は終日プラス圏での推移となり、3日ぶりの反発となりましたが、比較的狭いレンジ内での値動きでした。取引時間中の高値は22,589円(+330円)、安値は22,408円(+149円)となり、値幅(高値と安値の差)は約181円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は50日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億5,542万株、売買代金は2,543億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は50日連続で1,000億円を上回り、さらに連日で2,000億円を超えるなど、今年4番目の高水準となっています。

ただ、新興市場でも利益確定売りが優勢となった結果、株価指数は続落となりました。今後はこの1,000ポイント台を固める動きが続くかどうかが注目されましょう。

東京エレクトロンが約4カ月ぶり上場来高値更新、NECと富士通が揃って年初来高値を更新

個別銘柄では、半導体需要拡大への期待感から東京エレクトロン(8035)が大幅高となり、上場来高値を更新しました。振り返ると、2月末以降の暴落で一時は直前高値から約▲10,000円下落(最大下落率▲37%)しましたが、約4カ月で完全に戻した形です。