世の中これだけデジタル化が進んでも、意外と乗り遅れているなと思うのが「学校関係」です。子どもが学校で使うものはほとんどが紙媒体。一度目を通せばいいだけの手紙も多く、「もったいないな…」という気持ちになるのが正直なところです。皆さんも、こういう気持ちになったことはありませんか?

メールでの連絡ができるのに、なぜもっと活用しないのだろう

昔は「連絡網」というのがあって、学校からの緊急連絡は電話を使っていました。筆者の子どもが小学生だった頃も、連絡網がありましたね。とはいえ使ったのは、おそらく1回か2回。ほとんど活用されず、学校からの連絡は基本的に紙媒体の手紙です。

子どもが中学生になると連絡網はなくなり、登録したメールアドレスに連絡が来るようになりました。これも緊急の連絡がメインです。例えばPTAのときの駐車場のこととか、インフルエンザで学級閉鎖になったとか。それ以外はやっぱり紙の手紙なので、ほぼ毎日子どもたちは学校からの手紙を持ち帰ってきます。(高校生になると学校からの手紙は激減するようで、ほとんど渡されなくなりました)

なぜメールを使わないのだろうと不思議で仕方ないのですが、登録をしていない家庭があったり、学校に返事をしなければならない手紙だったりするからでしょう。ただアドレスを登録している家庭にはメールで送るなど対処法はいくらでもあると思うのですが、そういうことをしないのが学校なのでしょうか。

全校生徒600人以上なので、毎回600枚の紙を使うことになります。一体何割の親がちゃんと手紙を読んでいるのかなと疑問に思ってしまうのが正直なところです。

学校関係ではデジタル化して欲しいと思うものがたくさんありますが、その中で3つピックアップしてみます。