ミシュランの審査は、基本的に覆面かつ秘密裏に行われるものです。これは公正を期すためで、特別扱いを受けないためだとしています。

一方で、有名レストランでは、調査員が来る予定の日程がわかったり、どのお客様がミシュランの調査員か判断できたりする事実もあるようです。そのため、「グランメゾン東京」(第1話)でも描かれたように、評価のために一部では特別扱いをせざるを得ないのかもしれません。

またドラマでは、通常2人で店を訪れるとされ、わざとナプキンを落として店員の対応を見ているという描写がありました。

ミシュランから具体的な評価方法が明かされているわけではありませんので、実際にナプキンを落とすとは言い切れませんが、当然ながらサービスの質も判断されているということでしょう。

ドラマ『グランメゾン東京』5話は

第4話では、コースを締めくくるデザートが話の焦点に…(筆者撮影)

第4話では、トラブルがありながらも、尾花の元部下である平古(玉森裕太さん)の助けもありプレオープンをなんとか成功させ、スイーツを担当する松井(吉谷彩子さん)も新しく加入することが決まりました。

しかし、兼ねてより悪知恵を働かせていたライバルレストラン「gaku」のオーナーである江藤(手塚とおるさん)の魔の手が芹田(寛一郎さん)におよび、尾花の過去の事件も明るみになって暗雲が立ち込めます。

ミシュランの星取りの結果が描かれるのはまだ先になるかもしれませんが、ミシュランの知識も入れて、ドラマをじっくりと楽しみたいものですね。

【参考】
日曜劇場『グランメゾン東京』TBSテレビ
ミシュランガイド公式」クラブミシュラン

藤枝 あおい