長期休暇になったら実家に帰省する、と決まっている家庭も多いのではないでしょうか。その際、久しぶりの実家でのんびり過ごし、世間話をして帰ってくる…といった過ごし方をしていませんか?

そのような過ごし方だと「あのとき、親に確認しておけば…」後悔してしまうかもしれません。帰省中にぜひしておきたいことを、事前にチェックしておきましょう。

実家への帰省時に絶対にしておくべきこと

普段親と離れている人にとって、帰省中は親と直接顔を合わせる貴重な非常に大切な時間。これから挙げていく、絶対にしておくべきことを行なうようにしておきましょう。

親の健康状態をチェック

子どもに気を遣わせないよう、自分の病気や怪我の話を控える親も多くいます。相手が話してくれるよう、帰省中に親の健康状態を尋ねてみましょう。長期休暇で日数に余裕がある場合、時間をかけてゆっくり聞いてみるのもいいですね。

また、自分の親がさらにその親世代の介護する「老老介護」をしているケースもあります。自分の親だけでなく、祖父母の様子もあわせて確認しておきましょう。

資産状況をチェック

知らない間に親が資産運用に失敗していた、という話も耳にします。子ども側からすれば「そんな金融商品に手を出すなんて」と感じるケースもあるでしょう。

親側も自分の失敗を知られたくない気持ちがあるため、そのような状態に気がつきにくい傾向にあります。また、詐欺にあっている可能性もゼロではありません。金融資産だけでなく、不動産などの状況も把握しておくといいでしょう。

地元の友達と交流する

社会人になると、地元を離れて仕事関係の人とばかり関わる、仕事で毎日忙しいといった状況になりやすいもの。しかし、「一番心を開いて関われるのは地元の友達」という人も多いのではないでしょうか。実家に帰省した際は、地元の友達と会う機会を設けておくといいでしょう。

夫と義家族が不仲…妻としての関わり方は?

実家には気兼ねなく行けるけれど、義実家への帰省は憂うつ…と感じることはありませんか?とくに夫自身が家族と不仲だと、妻としての対応は難しいもの。そこで、夫が義家族と不仲という状態の方に、関わり方を聞いてみました。

・「夫と義家族の仲が悪いので、義家族との距離を置くことにしました。夫との関係を優先したのです。関係の修復は困難だったので、そっとしておいたほうがよさそうですし。

でも、そのような関係になった原因はすべて把握していますよ。事情を知っていると、うまく立ち回れますからね」

・「義家族と夫が不仲であることを隠していたため、最初は気が付きませんでした。しかし、あるとき夫から『実は仲が悪い』と打ち明けられたのです。

その後の対応を考えた結果、あえて不仲を知らないよう振舞うことに。義家族も、私に『息子と仲が悪い』と知られたくないでしょうから。いまでも義家族の誕生日をお祝いしたり、長期休暇には帰省したりと、ある程度の関わりは保っています」

義家族の「孫疲れ」を防ぐために