アサガオは日本の夏を象徴する花のひとつ。

庭植えや鉢植え、プランター栽培などさまざまな楽しみ方がありますが、ほかの花と一緒に寄せ植えにしてみるのもオススメです。

そこで今回は、アサガオの隣に植えたい植物を参考価格とともに紹介します。ぜひ夏のガーデニングの一環としてお役立てください!

1. アサガオの基本情報

【写真1枚目/全4枚】日本の夏を美しく彩る「アサガオ」 2枚目以降の写真ではアサガオのそばに寄せ植えしたい花を紹介します!

支柱に蔓が絡まっているアサガオの花。花の色は淡い青色と濃い青色など。後方には風鈴がある。

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  • 学名:Ipomoea nil
  • 科名・属名:ヒルガオ科 サツマイモ属
  • 開花時期:7月~11月頃(品種によって異なる)

アサガオ(朝顔)は日本の夏を美しく彩るツル性の一年草。

スタンダードな「大輪アサガオ」をはじめ、花びらに白い模様が入る「曜白アサガオ」、青×白のストライプ柄がキレイな「フライングソーサー」、霜がおりるまで開花を続ける「ソライロアサガオ」など多彩な品種があり、現在もなお新しい品種が登場しています。

基本的に育てやすい植物ですが、より元気に育てるコツは朝にしっかり水やりをおこなうことと、午前中だけ日光が当たる半日陰で管理すること。

ツルの特性を生かし、支柱やフェンスに絡ませたり、行燈仕立てやグリーンカーテンにして楽しみましょう。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)100~300円(種)

2. アサガオの隣に植えたい!相性がいい植物3選

2.1 カリブラコア

鉢から溢れるように花が咲く「カリブラコア」

カリブラコアの花。花弁の色は淡いピンク色。

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  • 学名:Calibrachoa x hybrida
  • 科名・属名:ナス科カリブラコア属
  • 開花時期:4月~10月ごろ

初夏から秋にかけて、カワイイ小花が楽しめるカリブラコア。鉢から溢れるように花が咲くので、アサガオの根元を彩るのにピッタリです。

バラのように豪華な花が咲く八重咲きや、病害虫に強い「スーパーベル」など多数の品種があるので好みに合わせて選びましょう。

※参考価格:200~800円(3号ポット苗)

2.2 トレニア

小花をこんもりと咲かせる様子が可愛らしい「トレニア」

トレニアの花。花の色は白色、ピンク色、紫色など様々。

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  • 学名:Torenia fournieri
  • 科名・属名:アゼナ科 トレニア属
  • 開花時期:5月~10月頃

トレニアは、アサガオをコンパクトにしたような小花をこんもりと咲かせる植物。

青や紫、ピンク×白などの複色があるほか、葉に白い模様が入る「斑入り種」、夏の直射日光に強い「スーパートレニア・カタリーナ」など多彩な品種が揃っています。

蒸れに弱いので、風通しが良い場所を選びましょう。

※参考価格:200~500円(3号ポット苗)

2.3 フウセンカズラ

紙風船のようなユニークな果実が観賞できる「フウセンカズラ」

フウセンカズラの花。花の色は白色。花の下には紙風船のような緑色の果実がある。

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  • 学名:Candiospermum halicacabum
  • 科名・属名:ムクロジ科フウセンカズラ属
  • 開花時期:7月~9月ごろ

初夏には白い小花が、花のあとには紙風船のようなユニークな果実が観賞できるフウセンカズラ。

アサガオと同じツル性植物なので、ともにフェンスやパーゴラに絡ませたり、グリーンカーテンにしたりなどの楽しみ方ができます。

生育旺盛で育てやすいので、ガーデニング初心者さんにもオススメです。

※参考価格:300~500円(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

日本の夏に欠かせない花といっても過言ではないアサガオ。

本記事で紹介した植物以外にも、ヒューケラ・ドルチェやニチニチソウ、ゴーヤやミニカボチャなどと一緒に育てるのもオススメです。

ぜひアサガオが彩る夏の景色を楽しんでくださいね。

LIMO編集部