クレジットカードの使い分けをすることで、それぞれのカードの提携店舗の優待特典(割引、ポイントなど)を受けることができます。

特にポイントの還元率が異なる場合には高い方のポイント還元率が適用されるため、ポイントを効率よく貯めることにつながるでしょう。

ここでは、クレジットカードを使い分けるコツやメリットとデメリットについて紹介します。

当コンテンツは、世界が認めるプロフェッショナルFP(ファイナンシャル・プランナー)であるCFPの監修を受けた記事となります。

この記事を読んでわかること
  • クレジットカードの使い分けのメリット
  • クレジットカードの使い分けのデメリット
  • クレジットカードの使い分けのコツ
  • メインカードのおすすめ
  • サブカードのおすすめ
  • 監修者のコメント
INDEX
1.
クレジットカードの1人あたりの平均保有枚数は2.9枚
2.
クレジットカードを使い分けるのはお得!3つのメリット
2-1.
メリット1. 対象の店舗でより高いポイント還元率で買い物ができる
2-2.
メリット2. 充実した付帯サービスが受けられる
2-3.
メリット3. 異なる国際ブランドを持つことで、利用シーンが広がる
3.
クレジットカードを使い分ける3つのデメリット
3-1.
デメリット1. 年会費がかかる場合がある
3-2.
デメリット2. 不正利用のリスクが高まる
3-3.
デメリット3. 管理が大変
4.
クレジットカードは2~3枚を持つのがおすすめ
5.
メインにおすすめのクレジットカード3選
5-1.
メインおすすめ1. 楽天カード
5-2.
メインおすすめ2. dカード
5-3.
メインおすすめ3. PayPayカード
6.
サブにおすすめのクレジットカード3選
6-1.
サブおすすめ1. 三井住友カード(NL)
6-2.
サブおすすめ2. イオンカードセレクト
6-3.
サブおすすめ3. エポスカード
7.
お得目指すなら複数枚持ちで還元率高い方を常に選択するのがコツ
8.
参考資料
2
監修者
竹下 昌成CFP
株式会社メディエス代表取締役。立教大学卒業。CFP、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者、住宅ローンアドバイザー。池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績。現在は大家業をメインに講師や執筆・監修、相談業務を行う

1クレジットカードの1人あたりの平均保有枚数は2.9枚

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クレジットカードの使い分けをするためには、少なくとも2枚以上のカードを所持していることが必須条件です。

一般社団法人日本クレジット協会が2022年11月30日に公開した「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」からは、1人あたり2.9枚のカード平均所有枚数の調査結果となっています。

年度 総数(発行枚数) 家族カード 法人カード
2014年3月末 2億6722万枚 1626万枚 639万枚
2015年3月末 2億5890万枚 1746万枚 874万枚
2016年3月末 2億6600万枚 1794万枚 888万枚
2017年3月末 2億7201万枚 1893万枚 923万枚
2018年3月末 2億7827万枚 1997万枚 1002万枚
2019年3月末 2億8394万枚 2165万枚 1002万枚
2020年3月末 2億9296万枚 2290万枚 1037万枚
2021年3月末 2億9531万枚 2355万枚 1091万枚
2022年3月末 3億101万枚 2378万枚 1145万枚

2022年3月1日時点の20歳以上の総人口は1億489万人です。

2022年3月末の発行枚数(総数)÷総人口(2022年3月1日時点)にて平均所有枚数が算出することができます。

3億101万枚÷1億489万人=2.86枚(およそ2.9枚)

2クレジットカードを使い分けるのはお得!3つのメリット

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クレジットカードの使い分けにて、次の3つのメリットが得られます。

クレジットカードを使い分ける3つのメリット
  • 対象の店舗でより高いポイント還元率で買い物ができる
  • 充実した付帯サービスが受けられる
  • 異なる国際ブランドを持つことで、利用シーンが広がる

メリット1. 対象の店舗でより高いポイント還元率で買い物ができる

クレジットカード会社またはカードの種類に応じて、ショップごとのポイント還元率が異なるケースがあります。

たとえば以下の場合、どのカードを選ぶとより多くのポイントが貯まるのでしょうか。

  ポイント還元率 1万円のショッピングで付与されるポイント数
カードA 1.0% 100ポイント
カードB 3.0% 300ポイント
カードC 5.0% 500ポイント

カードCのポイント還元率5.0%が、最も多くのポイントが付与されることは明らかです。

クレジットカードを複数枚所持することで、ショップやサービスに応じた使い分けが簡単にできます。

メリット2. 充実した付帯サービスが受けられる

クレジットカードには、次のサービスや保険が付帯されています。

  • 旅行保険(海外、国内)
  • ショッピング保険
  • カードの不正利用の際に受けられる補償制度
  • 空港ラウンジサービス
  • コンシェルジュサービスなど

付帯サービスは、カードがランクアップするごとに手厚くなるのが大半です。

一般カード<ゴールドカード<プラチナカード

複数のクレジットカードの旅行保険のいずれかが「自動付帯」の場合、カードで交通費や宿泊費を支払わなくとも補償が受けられます。

メリット3. 異なる国際ブランドを持つことで、利用シーンが広がる

クレジットカードは国際ブランドと提携することで、海外やネットショッピングなどが可能となっています。

国際ブランドには以下の7種類が存在します。

  • Visa
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ
  • 中国銀聯(Union Pay)
  • ディスカバー

1枚めのカードは加盟店数の豊富なVisa、またはMasterCardを選ぶのがおすすめです。

2枚め以降にJCBやアメリカン・エキスプレスを選択することで、受けられる優待特典の幅が広がります。

中国大陸や東南アジアへの訪問が多い方は、中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)が1枚あると便利です。

3クレジットカードを使い分ける3つのデメリット

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クレジットカードの使い分けには、より高いポイント還元率を得られるなどのメリットがある一方で、次の3つのデメリットが生じる可能性があります。

クレジットカードを使い分ける3つのデメリット
  • 年会費がかかる場合がある
  • 不正利用のリスクが高まる
  • 管理が大変

デメリット1. 年会費がかかる場合がある

クレジットカードには年会費が無料のものと、年会費が有料のタイプが存在します。

中には利用状況に応じて翌年の年会費が無料になるパターンも。

複数枚のクレジットカードを所持する場合、年会費有料のカードをメインにしていくといいかもしれません。

特にボーナスポイントや、年間利用特典が設けられているクレジットカードであればなおさらです。

デメリット2. 不正利用のリスクが高まる

クレジットカードの所有枚数が増えれば増えるほど、カードの不正利用のリスクも高まります。

一般社団法人 日本クレジット協会が発表した調査結果によりますと、クレジットカードの不正利用被害総額(2021年度)は「330億1000万円」です。

期間および被害総額 偽造カード被害額 番号盗用被害額 その他不正利用被害額
2014年
114億5000万円
19億5000万円
※17.0%
67億3000万円
※58.8%
27億7000万円
※24.2%
2015年
120億9000万円
23億1000万円
※19.1%
72億2000万円
※59.7%
25億6000万円
※21.2%
2016年
142億円
30億6000万円
※21.6%
88億9000万円
※62.6%
22億5000万円
※15.8%
2017年
236億4000万円
31億7000万円
※13.4%
176億7000万円
※74.8%
28億円
※11.8%
2018年
235億4000万円
16億円
※6.8%
187億6000万円
※79.7%
31億8000万円
※13.5%
2019年
274億1000万円
17億8000万円
※6.5%
222億9000万円
※81.3%
33億4000万円
※12.2%
2020年
253億円
8億円
※3.2%
223億6000万円
※88.4%
21億4000万円
※8.5%
2021年
330億1000万円
1億5000万円
※0.5%
311億7000万円
※94.4%
16億9000万円
※5.1%

不正利用の被害を避けるためには、こまめな利用明細の確認と本人認証サービス(3Dセキュア)への登録が必須です。

カード券面にカード情報が記載されていない「ナンバーレスタイプ」のカードを選ぶのも、不正利用の対策につながります。

不正利用被害の疑いが見つかった際には、速やかにカードの裏面に記載されている電話番号に連絡してください。

カードの利用停止とカードの再発行手続きを行う必要があるためです。

最寄りの警察署への被害届も提出しておきましょう。

デメリット3. 管理が大変

複数枚のクレジットカードを使い分けるためには、保有する枚数分の管理が求められます。

具体的には、複数枚分の利用明細の確認です。

カード会社が発行しているアプリ(無料)を活用して、効率よく利用明細をチェックしましょう。

4クレジットカードは2~3枚を持つのがおすすめ

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クレジットカードは紛失などのリスク回避を踏まえて、2枚から3枚持つことをおすすめします。

メインのカードとサブのカードの使い分けにて、より多くのポイントを貯めることも可能です。

5メインにおすすめのクレジットカード3選

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ここからはメインにおすすめのクレジットカードとして、以下の3枚を紹介します。

メインにおすすめのクレジットカード
  • 楽天カード
  • dカード
  • PayPayカード

メインおすすめ1. 楽天カード

楽天カード

楽天カード
 
 

常時1%、楽天市場で3%の高還元率なクレジットカード

 

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おすすめポイント
  • 基本のポイント還元率1.0%
  • 楽天市場では3.0%のポイント還元率
  • 提携店が多くポイントが貯めやすい
  • 通常ポイントは有効期限が更新される
  • 2枚目のカード発行可能
   
年会費 永年無料
国際ブランド Visa・MasterCard・JCB・American Express
追加カード 家族カード・ETCカード
楽天ポイント 基本:カード利用代金100円につき1ポイント
楽天市場:3倍
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2000万円
カード盗難保険
モバイル決済 Google Pay・Apple Pay・楽天ペイ・その他クレジットカードとして「楽天カード」の登録が可能な決済ツール

楽天カードは年会費永年無料で発行可能なクレジットカードです。

通常のポイント還元率は1.0%が適用されます。

楽天市場では、通常の3倍となる3.0%のポイント還元率を実現。

楽天モバイルや楽天証券などの利用にて、楽天市場のショッピングで最大16倍のポイントが貯まる「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」も用意されています。

提携国際ブランドはVisaとMasterCard、JCBとアメリカン・エキスプレスの4種類より選択可能です。

最大2000万円補償の海外旅行傷害保険も付帯しています。

メインおすすめ2. dカード

dカード

dカード
 
 

いつもの買い物で1%のdポイントが たまる!

 

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おすすめポイント
  • 基本のポイント還元率が1.0%
  • d払いとの相性抜群
  • 購入後1年間最大1万円のケータイ補償
  • 電子マネーiDに対応
  内容
年会費 永年無料 ※入会対象:18歳以上
追加カード ETCカード・家族カード
国際ブランド Visa・MasterCard
dポイント ・基本の還元率:1%
・dカード特約店、dポイント加盟店、dカードポイントモール利用
還元率1.5倍~最大7.0%
付帯保険 ・dカードケータイ補償
  最大1万円(購入後1年間)
・お買い物あんしん保険
  年間最大100万円(自己負担額3000円/1事故)
・旅行保険(29歳以下)
  国内最大1000万円・海外最大2000万円
モバイル決済 Apple Pay

dカードはNTTドコモが提供する年会費永年無料のクレジットカードです。

提携国際ブランドは、VisaとMasterCardの2種類より選べます。

dカードのポイント還元率は1.0%が基本です。

dカード特約店(ノジマ、スタバなど)やdポイント加盟店(ローソン、メルカリなど)、dカード ポイントモールにて、1.5倍から10倍のポイントが得られる可能性を持ちます。

d払いへの登録にてd曜日(毎週金曜日と土曜日)には、Amazonなどで最大4.0%のポイントを受け取ることも可能です。

29歳以下の方に限り、海外旅行保険(最大2000万円補償)と国内旅行保険(最大1000万円補償)が適用されます。

メインおすすめ3. PayPayカード

PayPayカード

PayPayカード
 
 

PayPayとの相性バツグン

 

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おすすめポイント
  • 年会費無料
  • PayPayポイントを貯めやすい
  • ナンバーレスカード
  • 最短即日で発行可能
  内容
年会費 無料
国際ブランド Visa・MasterCard・JCB
PayPayポイント 1.0%※利用金額200円(税込)ごとに1.0%のPayPayポイント
追加カード 家族カード・ETCカード
付帯保険 なし
モバイル決済 Apple Pay、楽天ペイ

PayPayカードは、スマホ決済アプリPayPayが便利に使えるクレジットカードです。

年会費は永年無料。

提携国際ブランドは、VisaとMasterCardとJCBの3種類が用意されています。

PayPayカードは、PayPay(残高)チャージが認められている唯一のクレジットカードです。

PayPayが開催するキャンペーンにて、最大のポイント還元を適用するための条件のひとつでもあります。

PayPayカードの基本のポイント還元率は1.0%です。※利用金額200円(税込)ごとに1.0%のPayPayポイント

Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用にて、最大5.0%から9.0%(5のつく日)のポイントを得られます。

6サブにおすすめのクレジットカード3選

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ここからはサブでの所有におすすめのクレジットカードとして、次の3枚を紹介します。

サブにおすすめのクレジットカード
  • 三井住友カード(NL)
  • イオンカードセレクト
  • エポスカード

サブおすすめ1. 三井住友カード(NL)

  内容
年会費 永年無料
追加カード ETCカード・家族カード
国際ブランド VIsa・MasterCard
Vポイント 基本の還元率:0.5%
対象のコンビニ・飲食店:5.0%
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2000万円
モバイル決済 Apple Pay Google Pay(TM)

三井住友カード(NL)は、コンビニ(セブンイレブン、ローソンなど)で最大5.0%のポイントが貯まるクレジットカードです。

対象の店舗にてVisaのタッチ決済または、MasterCardコンタクトレスにて支払うことが条件となります。

年会費は永年無料、基本のポイント還元率は0.5%です。

ココイコ!や選んだお店で+0.5%、ポイントUPモールにて2倍から20倍のポイントが貯まるチャンスが設けられています。

また、最大2000万円補償の海外旅行傷害保険を付帯。

さらに、SBI証券の口座開設後の投資信託や、株式投資のカード購入に対してもポイントが付与されます。

サブおすすめ2. イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
 
 

イオングループ対象店でポイントが2倍

 

イオン銀行をメインでお使いの方におすすめのクレジットカード

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おすすめポイント
  • クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
  • イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
  • 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
  • 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与

 

  内容
年会費 無料
国際ブランド Visa・MasterCard・JCB
WAON POINT ・基本の還元率:0.5%
・イオングループ対象店舗での還元率:通常2倍(1.0%)
付帯保険
ショッピングセーフティ保険:年間限度額50万円
クレジットカード盗難保障:紛失・盗難による不正使用に対応
モバイル決済 Apple Pay・イオンiD

イオンカードセレクトはイオングループでの利用にて、通常の2倍のポイントがいつでも貯まるクレジットカードです。

年会費は永年無料、200円(税込)の利用ごとに1ポイントが付与されます。

イオン銀行の口座開設が発行の条件です。

一定の条件を満たした場合、イオン銀行の普通預金金利年である0.1%が適用されます。

国際ブランドは、VisaとMasterCardとJCBの3種類。

JCBブランドのみ、ディズニーデザインの選択が可能です。

年間50万円(税込)以上のショッピング利用を記録した方に限り、イオンゴールドカード(年会費永年無料)へのインビテーションが贈られます。

サブおすすめ3. エポスカード

エポスカード

エポスカード
 
 

全国約1万店舗で割引やポイントアップなどの優待を受けられる

 

マルイやモディなどの店舗はもちろん、世界中のVisa加盟店で利用可能

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おすすめポイント
  • 表面ナンバーレスでセキュリティ面で安心
  • 全国1万店舗以上で優待を受けられる
  • ポイントUPサイト経由でポイントが2〜30倍にアップ
  • 海外旅行傷害保険が付帯
  内容
年会費 永年無料
追加カード なし
国際ブランド Visa
エポスポイント 基本:カード利用代金200円(税込)につき1ポイント
提携店舗・サービス利用:2倍以上
ネットショッピング:エポスポイントUPサイト経由:2倍~30倍
付帯保険 海外旅行傷害保険
・傷害死亡・後遺障害:最高500万円、賠償責任:最高2000万円
モバイル決済 Apple Pay・Google Pay・EPOS PAYなど

エポスカードは18歳以上の学生や社会人が、年会費永年無料にて発行できるクレジットカードです。

国際ブランドはVisa、基本のポイント還元率は一般的な0.5%です。

提携店舗の「エポトクプラザ」やネットショッピングモールの「エポスポイントUPサイト」にて、2倍から30倍のポイントが付与される可能性があります。

年会費無料のカードにも関わらず、最大2000万円補償の海外旅行傷害保険が無料で付帯されます。
カードを所有しているだけで、規定の請求後に補償が適用されます。

一定の条件を満たしたエポスカードVisa会員には、エポスゴールドカードへのインビテーションをプレゼント。

年会費永年無料にてゴールドカードを所有することも可能です。

7お得目指すなら複数枚持ちで還元率高い方を常に選択するのがコツ

ここまで、クレジットカードを使い分けるメリットとデメリットについて紹介してきました。

管理の手間や不正利用リスクを考慮した場合、2枚から3枚のカード所有がおすすめです。

同じショップでもカードごとにポイント還元率に違いがあるため、還元率の高い方を選択することでより多くのポイントが貯まります。

付帯サービスなども加味した上で、メインとサブのそれぞれにふさわしいカードを選びたいものです。

ただし、あまり持ちすぎると、自分でもどのカードがどのような条件であったかを把握できなくなるので、まとめられる水準にとどめておくのがお得の精度を上げるコツとなります。

8参考資料

2
監修者:竹下 昌成

いまやクレジットカードを複数枚保有することは当たり前になっています。例えば、還元率の高いカードを普段使いとし、空港のラウンジなど目的を決めて利用するクレジットカードを持つといったケースが考えられます。

特に普段からよく利用するお店において、そのお店のクレジットカードを保有することで多くの特典が受けられるといった場合には、メインカードとして利用すると良いでしょう。記事にもあるように、どのユーザーかで利用頻度の多い会社のクレジットカードを保有するとメリットは大きくなります。

なお、できるだけコストをかけたくない方は、年会費無料のカードで、かつご自身にとってメリットの大きいカードを選ぶべきです。ステータスを重視される方は、ゴールドカードやプラチナカードを目指しましょう。ステータスの高いカードほど、魅力のある特典が多くなります。

資金管理という側面からも、目的別にクレジットカードを保有すると手間が省けます。是非効率的・効果的なクレジットカードの利用を行うようにしてくださいね。

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カード名# 楽天カード # dカード # PayPayカード # 三井住友カード # イオンカード # エポスカード
カード種別# 一般カード
発行会社# 楽天カード # NTTドコモ # PayPayカード # 三井住友カード # イオン銀行 # エポスカード
国際ブランド# VISA # JCB # AMEX(アメックス) # Mastercard
主な特徴# 学生可能 # 家族カード # ETCカード # 主婦向け # 女性向け # 年会費無料 # 即日発行 # 高還元率 # 海外旅行保険 # ショッピング保険 # iD付 # 楽天Edy付 # WAON付 # Apple Pay対応 # dポイント
メリットとデメリットのまとめ
クレジットカード使い分けのメリット
  • 対象の店舗でより高いポイント還元率で買い物ができる
  • 充実した付帯サービスが受けられる
  • 異なる国際ブランドを持つことで、利用シーンが広がる
クレジットカード使い分けのデメリット
  • 年会費がかかる場合がある
  • 不正利用のリスクが高まる
  • 管理が大変