クレジットカードと一口に言っても非常に多くの種類が存在します。

そのため、どのように選んだらいいのかわからない…という方も少なくないでしょう。

クレジットカードの選び方には5つの基準があります

年会費とポイント還元率、国際ブランドとポイントの交換アイテム、そして付帯サービスおよび保険です。

ここではクレジットカードの選び方の5つの基準について紹介します。

INDEX
1.
クレジットカードの選び方の5つの基準    
1-1.
選び方の基準その1:年会費
1-2.
選び方の基準その2:ポイント還元率
1-3.
選び方の基準その3:国際ブランド
1-4.
選び方の基準その4:ポイントで何が交換できるか
1-5.
選び方の基準その5:付帯サービスや保険
2.
20代におすすめのクレジットカード3選  
2-1.
三井住友カード(NL)
2-2.
エポスカード
2-3.
イオンカードセレクト
3.
30代におすすめのクレジットカード3選
3-1.
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)
3-2.
dカード GOLD
3-3.
三井住友カード ゴールド(NL)
4.
学生におすすめのクレジットカード3選
4-1.
楽天カード
4-2.
PayPayカード
4-3.
リクルートカード
5.
まとめ
飯田 道子
監修者
飯田 道子CFP
ファイナンシャルプランニングオフィスParadise Wave(パラダイスウエーブ)代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、海外生活ジャーナリスト。金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行う。著書に「テラー必携!! あなたのファンを増やす魔法の質問」(近代セールス社)

1クレジットカードの選び方の5つの基準    

クレジットカードの選び方の5つの基準となるものは以下のとおりです。

クレジットカードの選び方の5つの基準
  • 年会費
  • ポイント還元率
  • 国際ブランド
  • ポイントで何が交換できるか
  • 付帯サービスや保険

選び方の基準その1:年会費

クレジットカードの年会費は大きく分けて次の2種類です。

  • 年会費無料
  • 年会費有料

年会費無料は文字通り、年会費が「0円」のクレジットカードです。ランニングコストを気にする必要がない点が最大の魅力でしょう。

初めてクレジットカードを持つ方には、年会費無料のカードがおすすめです。

一方、年会費有料のクレジットカードは、ゴールドカードやプラチナカードなどの高ランクカードが多くを占めています。

年会費は1000円台から10万円超のものまで、カードのランクや機能によってさまざまです。

まずは年会費無料の一般カードから利用履歴(クレジットヒストリー)を積み重ねていき、徐々にゴールドやプラチナへのランクアップを目指していくと良いでしょう。

選び方の基準その2:ポイント還元率

クレジットカードでショッピングの購入代金を支払うことで、後日カードのポイントが付与されます。

そこで重要視したいのが「ポイント還元率」です。

クレジットカードのポイント還元率は、0.5%から1.0%が一般的とされています。

ポイント還元率0.5%と1.0%のポイントの貯まり方は以下のとおりです。

ショッピング金額 ポイント還元率0.5% ポイント還元率1.0%
1000円 5ポイント 10ポイント
5000円 25ポイント 50ポイント
1万円 50ポイント 100ポイント
5万円 250ポイント 500ポイント
10万円 500ポイント 1000ポイント

ポイントを効率よく集めたい方は、ポイント還元率1.0%以上のクレジットカードがおすすめです。

選び方の基準その3:国際ブランド

クレジットカードは国内ブランドと国際ブランドが存在します。

海外やネットショッピングなどで利用する際には、どの国際ブランドを選ぶのかが重要です。

  • Visa(ビザ)
  • Mastercard(マスターカード)
  • JCB(ジェーシービー)
  • American Express(アメリカン・エキスプレス)
  • Diners Club(ダイナースクラブ)
  • 中国銀聯(ちゅうごくぎんれん/Union Pay)
  • DISCOVER(ディスカバー)

日本国内で発行されているクレジットカードには、上記の国際ブランドのいずれかのロゴマークが記載されています。

初めてクレジットカードを作る方には、加盟店数が豊富なVisaもしくはMastercardがおすすめです。

JCBは日本発の国際ブランドであり、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーでもあります。

ステータスの高さを求める方にはアメリカン・エキスプレス。

ダイナースクラブは日本では三井住友信託銀行が発行するカードが代表的です。

中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)は、中国や東南アジアを訪れる方には使い勝手の良い国際ブランドと言えるでしょう。

日本では三井住友カードとMUFGカードで、提携カードの発行が受けられます。

ディスカバーはアメリカなどの海外在住者のみ発行できる国際ブランドです。

日本でディスカバーブランドを利用したい場合には、ダイナースクラブカードへの入会が必要となります。

選び方の基準その4:ポイントで何が交換できるか

カード会社ごとに異なりますが、クレジットカードの利用で貯まったポイントは以下のアイテムに交換可能です。

  • ショッピング購入代金の割引(キャッシュバック)
  • ギフト券、ギフトカード、商品券
  • 電子マネーなどのポイント(自社もしくは他社)
  • 航空会社のマイル(JAL、ANAなど)
  • カード会社と提携しているショップの商品
  • 慈善団体などへの寄付

クレジットカードを作る前にはそれぞれのカード会社の公式サイトで、ポイント交換対象についてもチェックしておけるとよいですね。

選び方の基準その5:付帯サービスや保険

多くのクレジットカードには、次のような保険やサービスが付帯されています。

  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険
  • カードの不正利用に対する補償
  • 空港ラウンジサービス
  • コンシェルジュサービス

年会費が高額になればなるほど、補償やサービスが手厚くなる傾向があるのは確かです。

特に旅行や出張の機会の多い方は、旅行保険付帯の有無や補償内容を確認しておくことをおすすめします。

220代におすすめのクレジットカード3選  

 

ここからは20代におすすめのクレジットカード3選を紹介します。

20代におすすめのクレジットカード3選
  • 三井住友カード(NL)
  • エポスカード
  • イオンカードセレクト

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で発行可能なクレジットカードです。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、セブン イレブンやローソン、マクドナルドやサイゼリヤなどで最大5.0%のポイント還元が得られます。

「ココイコ!」や「選んだお店でポイント+0.5%」、「ポイントUPモール」にて2倍から20倍のポイントが貯まるチャンスも。

提携国際ブランドはVisaとMastercardです。

最大2000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)されています。

貯まったポイントは、三井住友銀行の振込手数料や各種ギフトカード、ANAマイレージなどと交換可能です。

エポスカード

エポスカードは年会費永年無料、18歳以上の学生や社会人が対象となるクレジットカードです。

国際ブランドは世界中に豊富な加盟店を持つVisa。

200円(税込)のショッピングにつき1ポイントが付与されます。

※ポイント還元率0.5%

提携店舗「エポトクプラザ」(ノジマ、ビッグエコーなど)でのポイントや割引などの優待特典。

ネットショッピングの際には「エポスポイントUPサイト」を経由することで、2倍から30倍のポイントが貯まります。

貯まったポイントはネットショッピング利用料金の割引や、Amazonなどのギフト券や商品券への交換が可能です。

最大2000万円補償の海外旅行傷害保険が自動付帯されている点も見逃せません。

エポスカード

エポスカード

全国約1万店舗で割引やポイントアップなどの優待を受けられる

マルイやモディなどの店舗はもちろん、世界中のVisa加盟店で利用可能

公式サイト
おすすめポイント
  • 表面ナンバーレスでセキュリティ面で安心
  • 全国1万店舗以上で優待を受けられる
  • ポイントUPサイト経由でポイントが2〜30倍にアップ
  • 最高500万円の海外旅行傷害保険が自動付帯

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオングループが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。

イオン銀行の口座開設が新規入会の条件となります。

国際ブランドはVisaとMastercard、JCBのいずれかより選択可能です。

JCBブランドに限り、券面をディズニーデザインに変更することができます。

イオンカードセレクトの基本のポイント還元率は0.5%です。

イオンやイオンモール、マックスバリュやミニストップなどのイオングループにて常に2倍のポイントが付与されます。

貯まったポイントはショッピングの購入代金に充てたり、電子マネーWAONへのチャージに利用することが可能です。

イオンカードセレクトには「ショッピングセーフティー保険」(年間50万円まで補償)と
、「クレジットカード盗難保障」が付帯されています。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

イオングループ対象店でポイントが2倍

イオン銀行をメインでお使いの方におすすめのクレジットカード

公式サイト
おすすめポイント
  • クレジットカード・キャッシュカード・WAONが一体型になったクレジットカード
  • イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
  • 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
  • 公共料金の支払いや、給与振り込み口座に指定でポイント付与

 

330代におすすめのクレジットカード3選

ここからは30代の方におすすめしたいクレジットカードとして、次の3枚を紹介します。

30代におすすめのクレジットカード3選
  • アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)
  • dカード GOLD
  • 三井住友カード ゴールド(NL)

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)は、月会費1100円(税込)にて発行可能なクレジットカードです。

国際ブランドはカードの名称にも用いられている「アメリカン・エキスプレス」。

基本のポイント還元率は0.3%~0.4%です。

メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3300円/税込)への加入後には、0.5%から1.0%のポイント還元率に切り替わります。

交換アイテムはANAマイル(1000ポイント=1000マイル)や、ヒルトンオナーズポイント(1000ポイント=1250ヒルトンオナーズポイント)がおすすめです。

※メンバーシップ・リワード・プラス加入後の交換レート

最大5000万円補償の海外および国内の旅行傷害保険が付帯(利用付帯)されています。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・カード

ステータス性と上質な付帯サービスが人気

公式サイト
おすすめポイント
  • ステータス性が高い
  • 会費が月会費制になり、利用しやすくなった
  • 利用できる空港ラウンジや海外旅行保険の特典が充実
  • スマートフォン・プロテクションが付帯
  • セキュリティや補償が充実

dカード GOLD

dカード GOLDは、年会費1万1000円(税込)で持つことができるゴールドカードです。

国際ブランドはVisaとMastercardのいずれかより選ぶことができます。

基本のポイント還元率は1.0%です。

dカード特約店やdポイント加盟店、dカード ポイントモールにて1.5倍から10倍以上のポイントが貯まるチャンスがあります。

NTTドコモ携帯電話やドコモ光の月額料金1000円(税抜)ごとに、100ポイントが付与される点も見逃せないポイントです。

貯まったポイントはdポイント加盟店でのショッピングや、電子マネーiDへのチャージ分として利用することが可能です。

最大1億円補償の海外旅行保険と最大5000万円補償の国内旅行保険、そして年間最大300万円補償となる「お買い物あんしん保険」を付帯しています。

dカード GOLD

dカード GOLD

ドコモやドコモ光の月額料金の支払いにて10%のポイントが貯まる!

公式サイト
おすすめポイント
  • 毎月のドコモのケータイ、ドコモ光の利用料金の10%還元
  • 対象のケータイ料金プラン契約で、ドコモでんき Greenの電気料金の10%還元
  • ケータイ補償が3年間で最大10万円
  • 空港ラウンジが無料で利用可能
  • 付帯保険が充実している

三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード ゴールド(NL)は、5500円(税込)の年会費で発行できるゴールドカードです。

年間100万円以上のショッピング利用額を達成した会員に限り、翌年度の年会費が無料となります。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、コンビニ(セブンイレブン、ローソンなど)や飲食店(サイゼリヤ、ドトールなど)にて最大5.0%のポイントが貯まるチャンスも。

貯まったポイントはショッピングの購入代金に充てたり、VJAギフトカードやAmazonギフト券などに交換可能です。

最大2000万円補償の海外および国内の旅行傷害保険を付帯。

海外や国内での購入商品に適用される「お買物安心保険(動産総合保険)」(年間最大300万円補償)も付帯サービスのひとつです。

4学生におすすめのクレジットカード3選

ここからは大学生などの学生におすすめのクレジットカードとして、以下の3枚を紹介します。

学生におすすめのクレジットカード3選
  • 楽天カード
  • PayPayカード
  • リクルートカード

楽天カード

楽天カードは楽天市場やプロ野球チームでおなじみの、「楽天」が提供する年会費永年無料のクレジットカードです。

国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスの4種類が用意されています。

楽天カードの基本のポイント還元率は1.0%です。

楽天モバイルの加入などの条件を満たすことで、楽天市場にて最大16.0%のポイント還元率を実現できます。

貯まったポイントは電子マネーEdyへのチャージや、ANAマイルなどへの交換が可能です。

年会費無料のカードではありますが、最大2000万円補償の海外旅行傷害保険も付帯されています。

楽天カード

楽天カード

常時1%、楽天市場で3%の高還元率なクレジットカード

公式サイト
おすすめポイント
  • 基本のポイント還元率1.0%
  • 楽天市場では3.0%のポイント還元率
  • 提携店が多くポイントが貯めやすい
  • 通常ポイントは有効期限が更新される
  • 2枚目のカード発行可能

PayPayカード

PayPayカードはスマホ決済アプリPayPay残高(ペイペイ)にチャージできる、唯一無二のクレジットカードです。

年会費は永年無料、国際ブランドはVisaとMastercardとJCBから選ぶことができます。

PayPayカードのポイント還元率の基本は1.0%です。

Yahoo!ショッピングとLOHACOでのショッピングに限り、最大5倍から9倍のポイントが貯まるのも嬉しいところでしょう。

貯まったポイントは、ショッピングの支払いに使用することが可能です。

ただし付帯保険やサービスはありません。

PayPayカード

PayPayカード

PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード

公式サイト
おすすめポイント
  • 年会費無料
  • PayPayポイントを貯めやすい
  • PayPay残高へチャージ可能
  • ナンバーレスカード
  • 最短即日で発行

リクルートカード

リクルートカードは「じゃらん」や「ホットペッパー」でおなじみの、リクルートが発行するクレジットカードです。

年会費は永年無料、国際ブランドはVisaとMastercardとJCBの3種類があります。

ポイント還元率は高還元率の「1.2%」が基本です。

「ポンパレモール」にて4.2%~21.2%、「じゃらんnet」で3.2%~11.2%のポイント還元が得られます。

貯まったポイントはPontaポイントまたは、dポイントに交換することが可能です。

最大2000万円補償の海外旅行傷害保険と、最大1000万円補償の国内旅行傷害保険が付帯されています。

リクルートカード

リクルートカード

常時1.2%の高還元率なクレジットカード

公式サイト
おすすめポイント
  • 年会無料
  • 常時ポイント還元率1.2%
  • 国際ブランドはVisaとMastercardとJCBの3種類
  • ポンパレモールなどで最大4.2%還元
  • 最大2000万円補償の海外旅行傷害保険と、最大1000万円補償の国内旅行傷害保険が付帯

5まとめ

ここまで、クレジットカードの選び方の5つの基準について紹介してきました。

5つの基準となるものとして、年会費とポイント還元率、国際ブランドと貯まったポイントの交換アイテム、そして付帯サービスや保険があげられます。

自分のライフスタイルに合った、クレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。

春からの新生活に向けて、新しくクレジットカードを作る方への参考になれば幸いです。

監修者:飯田道子

ここでは、クレジットカードの選び方として5つの基準を紹介しています。それぞれの基準を参考にして選ぶことが大切です。

ただし、「どのように比べたら良いのかが分からない」、「同じようなものが多くて違いが分かりにくい」という人もいるのではないでしょうか。

ここで掲げている5つの基準は、年会費とポイント還元率、国際ブランドと貯まったポイントの交換アイテム、そして付帯サービスや保険などです。これらの基準に何があると嬉しいサービスなのか、自分のライフスタイルなどを考えあわせて、優先順位をつけてみましょう。そして欲しいサービスの優先順位が高いカードの中から、自分にとっての1枚を選ぶとカード選びは失敗しにくくなりますよ。

とはいえ、1枚のカードのみで自分にピッタリなサービスが得られないことも多いのです。

その場合には、あらかじめ年会費の予算を決め、予算の範囲内でプラス1~2枚のカードを保有してもいいでしょう。