イオンカード(ミニオンズ)は、アニメ映画「怪盗グルー」シリーズのキャラクターである「ミニオンズ」を券面デザインに採用したクレジットカード。
年会費は永年無料。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内での利用でポイントは10倍、さらにイオンシネマでの映画鑑賞を1000円の優待価格にできるオトクなカードです。
基本のスペックとして、イオングループの店舗やサービスの利用で通常の2倍のポイント(還元率1.0%)が貯まる点も見逃せません。
キャッシュレス決済の普及や「ポイ活」のブームも相まって、日頃の買い物の支払いをクレジットカードメインで行う方も多いはず。
株式会社ジェーシービーの「クレジットカードに関する総合調査2021年度版」(2022年3月17日公開)によると、クレジットカード保有者がスーパーマーケットでクレジットカードを利用する割合は、男女ともに6割を超えています。
行きつけのイオンのお店でクレジットカードを使って買い物をしているという方もいるでしょう。
ここでは、イオンカード(ミニオンズ)のメリット・デメリット、そして評判を紹介します。

- 1.
- イオンカード(ミニオンズ)の基本スペック
- 2.
- イオンカード(ミニオンズ)の還元率
- 3.
- イオンカード(ミニオンズ)の5つのメリット
- 3-1.
- イオンカード(ミニオンズ)のメリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
- 3-2.
- イオンカード(ミニオンズ)のメリット2「毎月20日・30日の『お客さま感謝デー』は5%OFF」
- 3-3.
- イオンカード(ミニオンズ)のメリット3「毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
- 3-4.
- イオンカード(ミニオンズ)のメリット4:イオンシネマで映画チケットがいつでも1000円
- 3-5.
- イオンカード(ミニオンズ)のメリット5:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでポイント10倍&ミニオンズオリジナル商品に交換可能
- 4.
- イオンカード(ミニオンズ)の3つのデメリット
- 4-1.
- イオンカード(ミニオンズ)のデメリット1:旅行保険の付帯がない
- 4-2.
- イオンカード(ミニオンズ)のデメリット2:基本の還元率が0.5%と平均的
- 4-3.
- イオンカード(ミニオンズ)のデメリット3:イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
- 5.
- イオンカード(ミニオンズ)の評判
- 5-1.
- イオンカード(ミニオンズ)のイイ評判
- 5-2.
- イオンカード(ミニオンズ)のイマイチな評判
- 6.
- 1人で「年間30本」映画を観たら、いくらお得か
- 7.
- まとめ
- 8.
- 参考資料
イオンカード(ミニオンズ)
- ミニオンがデザインされている
- イオンシネマの映画料金が1000円に
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
1イオンカード(ミニオンズ)の基本スペック
内容 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard |
追加カード | ETCカード・家族カード |
WAON POINT | ・基本の還元率:0.5% ・イオングループ対象店舗での還元率:通常2倍(1.0%) |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険:年間限度額50万円 クレジットカード盗難保障:紛失・盗難による不正使用に対応 |
モバイル決済 | Apple Pay・Google Pay・イオンiD |
2イオンカード(ミニオンズ)の還元率

イオンカード(ミニオンズ)の基本のポイント還元率は0.5%。200円(税込)のショッピングごとに1ポイントが付与されます。
イオングループ(マックスバリュ、ダイエーなど)の購入代金の支払いでは、通常の2倍のポイントが貯まります。
3イオンカード(ミニオンズ)の5つのメリット

イオンカード(ミニオンズ)のメリットとして、次の5つがあげられます。
- メリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
- メリット2:毎月20日・30日の『お客さま感謝デー』は5%OFFポイント
- メリット3:毎月15日の『G.G感謝デー』は55歳以上の会員限定で5%OFF
- メリット4:イオンシネマで映画チケットがいつでも1000円
- メリット5:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでポイント10倍&ミニオンズオリジナル商品に交換可能
イオンカード(ミニオンズ)のメリット1:イオングループ(まいばすけっとなど)でいつでも2倍のポイント還元
イオンカード(ミニオンズ)をイオングループにて使用することで、いつでも2倍のポイント還元が適用されます。
※200円(税込)につき2ポイント(ポイント還元率1.0%)
ポイント2倍となる主なイオングループは以下の店舗です。
- イオン
- イオンモール
- まいばすけっと
- カスミ
- ミニストップ
- マックスバリュ
- ダイエー
- マルエツなど
イオンカード(ミニオンズ)のメリット2「毎月20日・30日の『お客さま感謝デー』は5%OFF」
イオンカード(ミニオンズ)は、イオングループの対象店舗にて毎月20日と30日に開催される「お客さま感謝デー」で購入代金より5%の割引が受けられるクレジットカードです。
「お客さま感謝デー」が開催される店舗については、次のリンク先を参照してください。
お客さま感謝デーの5%割引はレジで決済するときに行われるため、必ずレシートを確認してください。
イオンカード(ミニオンズ)のメリット3「毎月15日の「G.G感謝デー」は55歳以上の会員限定で5%OFF
55歳以上のイオンカード(ミニオンズ)会員は、G.Gマークが記載された各種イオンカードやG.G WAONなどでお支払いをすることで、毎月15日の「G.G感謝デー」にて5%の割引を受けることができます。
55歳以上の方は、あらかじめG.Gマーク入りのイオンカード(ミニオンズ)に切り替えておくことをおすすめします。
※「G.G感謝デー」の5%割引は、利用料金の請求確定時に割引されます。レシートには記載されません。
イオンカード(ミニオンズ)のメリット4:イオンシネマで映画チケットがいつでも1000円
イオンカード(ミニオンズ)会員は、イオンシネマでいつでも1000円で映画鑑賞ができるのもメリットのひとつです。
1000円でチケットを購入する流れは次のとおり。
- イオンカード(ミニオンズ)を準備する
- 「暮らしのマネーサイト」にアクセス
- イオンスクエアメンバーのIDとパスワードを入力してログイン
- ホーム画面のメニューより「イオンシネマ優待」を選んでタップ
- 「イオンシネマ特別鑑賞」のページが表示される
- 「チケット購入(ご優待販売 専用サイトへ)」をタップ
- 希望する映画のチケットを選択
- イオンカード(ミニオンズ)で代金を支払う
- 購入したチケットをイオンシネマの自動券売機などで座席指定券へ引換える
- 映画を楽しむ
- 後日、2倍のポイントが付与される
※優待価格(1000円)でのチケット購入は、一人当たり年間30枚まで。
一部の特別興行などが対象外となる点や、3D作品など追加料金が発生する上映がある点には注意が必要です。
【注釈】
※パソコン・スマートフォンのブラウザより「暮らしのマネーサイト」ログイン後、
イオンシネマ「ご優待販売 専用サイト」より、シネマチケットをご購入いただいた方が対象となります。
劇場窓口でのご購入は対象外となりますのでご注意ください。
※お一人あたりの購入枚数は年間30枚までとなります。
※イオンシネマ以外の映画館(沖縄・九州南部など)では使用できません。
※沖縄県、九州南部、奈良県、富山県、山梨県など『イオンシネマ』が無い地域がございます。事前にお近くの『イオンシネマ』の所在地をご確認ください。
イオンカード(ミニオンズ)のメリット5:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでポイント10倍&ミニオンズオリジナル商品に交換可能
イオンカード(ミニオンズ)をユニバーサル・スタジオ・ジャパン内で利用した際、通常の10倍のポイントが付与されます。
200円(税込)につき10ポイント。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのポイント還元率は5.0%です。
イオンカード(ミニオンズ)の利用で貯まったポイントは、以下のミニオンズオリジナル商品に交換することができます。
ミニオンズオリジナル商品 | 交換に必要なポイント(WAON POINT) |
---|---|
【WEB限定】 ミニオンズ オリジナルマフラータオル |
2000ポイント |
【WEB限定】 ミニオンズ オリジナルランチBOX |
2500ポイント |
【WEB限定】ミニオンズ オリジナルスリムサーモボトル 500ml | 4000ポイント |
イオンカード(ミニオンズ)
- ミニオンがデザインされている
- イオンシネマの映画料金が1000円に
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF
4イオンカード(ミニオンズ)の3つのデメリット

イオンカード(ミニオンズ)には、イオンシネマの映画チケットが1000円の優待価格で購入できるなどのメリットがある一方、次の3つのデメリットが生じる可能性があります。
- 旅行保険の付帯がない
- 基本の還元率が0.5%と平均的
- イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
イオンカード(ミニオンズ)のデメリット1:旅行保険の付帯がない
イオンカード(ミニオンズ)の付帯保険は、「ショッピングセーフティー保険」と「クレジットカード盗難保障」の2種類です。
海外・国内ともに旅行傷害保険は付帯されていません。
イオンカード(ミニオンズ)に限らず、年会費無料のクレジットカードには旅行保険の付帯がないケースが多くあります。申し込み前にチェックしておきましょう。
イオンカード(ミニオンズ)は「イオンゴールドカードへのランクアップ対象外」
イオン発行の上級カード「イオンゴールドカード」であれば、海外・国内旅行傷害保険が付帯されます。
イオンカードの一般デザインもしくはディズニーデザイン(JCBブランド限定)は、年間50万円以上の利用など一定の条件を満たした場合、イオンゴールドカードに切り替わりますが、ミニオンズデザインはこの切り替えの対象外です。
イオンゴールドカードへのアップグレードを視野に入れている場合は、一般デザインかディズニーデザインへの申込みを検討すると良いでしょう。
イオンカード(ミニオンズ)のデメリット2:基本の還元率が0.5%と平均的
イオンカード(ミニオンズ)の基本のポイント還元率は0.5%。
イオングループの店舗やサービス以外で利用した場合は、ごく平均的な還元率といえます。
1.0%を超える高還元率の他社カードと単純比較すると、物足りなさを感じるかもしれません。
イオンカード(ミニオンズ)のデメリット3:イオングループの利用がない方には恩恵が少ない
自社店舗やサービスの利用でお得になるのは、流通系カードに共通する特徴ですね。
イオンカード(ミニオンズ)は、イオングループの利用機会が多い方ほどポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
イオンシネマの割引に加え、日頃の「ポイント2倍(還元率1.0%)」や、「お客さま感謝デー」での5%割引などは、イオンカード(ミニオンズ)の特典の中でも大きいものです。
近所にイオングループ店舗やイオンシネマがない、ネットショッピングでもイオン系サービスを使う機会がほとんどないという場合は、イオンカード(ミニオンズ)の特典を活用できず、メリットを感じにくいでしょう。
5イオンカード(ミニオンズ)の評判

ここからは、イオンカード(ミニオンズ)を実際に利用している方からの評判を紹介します。
イオンカード(ミニオンズ)のイイ評判
イオンカード(ミニオンズ)のイイ評判として、次の3つが見受けられます。
- イオンシネマの映画が1000円で観られる
- ミニオンズのデザインがかわいい
- イオンの店舗でポイントが貯まりやすい、割引も受けられるのでお得
イオンカード(ミニオンズ)は、イオンシネマで上映される映画を1000円にて鑑賞できます。
通常価格が1800円のため、およそ半額(45%OFF!)で映画が楽しめるのは嬉しいところでしょう。
デザインがかわいい、というのもイオンカード(ミニオンズ)のイイ評判のひとつです。
イオンの店舗を日常的に訪れる方は、ポイントや割引の優待特典が受けられる点をイイ評判としてあげています。
イオンカード(ミニオンズ)のイマイチな評判
一方でイオンカード(ミニオンズ)のイマイチな評判は以下のとおりです。
- USJはともかく、普段はあまりメリットを感じない
- インターネットからしかカードの申し込みができない
- 電子マネーWAONが付帯していない
イオンカード(ミニオンズ)は、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を利用する機会が多い方ほどポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
※ポイント10倍、ポイント還元率5.0%
また、イオンカード(ミニオンズ)はイオンカードの公式サイトからの申込受付のため、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方や、店舗などでじっくりと説明を受けてから申し込みたい方にとっては、ややハードルが高いかもしれません。
さらにいうと、イオンカード(ミニオンズ)には電子マネーWAONが付帯されていません。「電子マネーWAONにオートチャージして使いたい!」といった場合は、別途モバイルWAONやWAONプラスカードを持つ必要があるため、イマイチと感じている方も見受けられました。
イオンカード(ミニオンズ)で使える電子マネーは次の2種類です。
種別 | 内容 |
---|---|
イオンiD | おサイフケータイ対応スマホで使える電子マネー 事前のチャージ不要 クレジットカードのポイントが貯まる |
Apple Pay | iPhoneに搭載されている電子マネー 事前のチャージ不要 クレジットカードのポイントが貯まる 電子マネーWAONとの連動も可能 |
イオンカード(ミニオンズ)と電子マネーWAONを紐づけたい方は、モバイルWAONまたはApple Payへの登録をおすすめします。
61人で「年間30本」映画を観たら、いくらお得か

イオンカード(ミニオンズ)は、イオンシネマで上映される映画のチケットを1000円で購入可能なクレジットカードです。
1人で年間30本の映画を鑑賞した際の通常価格との差額を以下の表にまとめてみました。
年間30本分の映画鑑賞料金 | |
---|---|
イオンシネマ通常料金(大人) | 5万4000円 ※1800円×30本 |
イオンカード(ミニオンズ)優待価格 | 3万円⇒2万4000円お得! ※1000円×30本 |
7まとめ
イオンカード(ミニオンズ)は、イオンシネマで映画を月に2本以上鑑賞する方には、特におすすめしたいクレジットカード。通常1800円の鑑賞料金が1000円になります。
日頃からイオングループの店舗やサービスを利用する方はもちろん、ミニオンズやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのファンの方にとっても、付加価値の高いカードと言えるでしょう。
8参考資料

イオンカード(ミニオンズ)は、イオンシネマでの映画鑑賞が趣味の方や、USJによく行く方、ミニオンズが大好きな方におすすめのカードです。
なかでも映画が1000円で観られる点は、映画好きには嬉しい特色といえるでしょう。ただし、イオンシネマの施設数は多いとはいえませんのでご注意ください。イオンシネマまでの交通費や移動時間も考慮に入れて、お得かどうかを冷静に判断しましょう。
このカードは、他のイオンカードと同じく「お客様感謝デー」などの優待が使えるので、近くにイオングループの対象店舗があってよく利用している方にもおすすめです。「WAONPOINT10倍キャンペーン」などが行われている店舗であれば、より頻繁に恩恵を受けられます。
このカードはでしょう。多数あるイオンカードから1枚を決める理由として、「デザインがかわいいから」というのも、良いかもしれませんね。
イオンカード(ミニオンズ)
- ミニオンがデザインされている
- イオンシネマの映画料金が1000円に
- イオングループ対象店でポイントが基本の2倍貯まる(基本は200円につき1ポイント)
- 毎月20日・30日のお客様感謝デーで買い物代金5%OFF