「au PAY カード」は、携帯電話大手キャリアauが発行している人気のクレジットカードです。

総務省が2022年9月6日に公表した家計調査報告(2022年7月分)によると、2人以上の世帯の通信費は1カ月あたり平均1万1992円。

スマートフォンやインターネットなどの「通信費」は、私たちの日常生活に欠かせない固定費ですね。毎月の利用料をクレジットカードで支払っているという方も多いはず。

キャッシュレス決済の普及が急速に進むなか、クレジットカード各社はさまざまなメリットを掲げたカードを提供しています。ポイント還元や割引優待など、その内容はさまざま。

「比較対象が多すぎて、自分のライフスタイルに最適なカードを上手に選べない」

そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

そこで今回は、au PAY カードのスペックやメリット・デメリット、評判について詳しく解説します。au PAY カードに興味がある人はぜひ最後までご覧ください。

INDEX
1.
au PAY カードの基本スペック
2.
au PAY カードの還元率
3.
au PAY カードの5つのメリット
3-1.
au PAY カードのメリット1:auユーザーは年会費無料で使える
3-2.
au PAY カードのメリット2:100円(税込)ごとに1Pontaポイント還元
3-3.
au PAY カードのメリット3:au PAYマーケットでの買い物で合計最大7%ポイント還元
3-4.
au PAY カードのメリット4:ポイントアップ店多数
3-5.
au PAY カードのメリット5:海外旅行あんしん保険が付帯
4.
au PAY カードの3つのデメリット
4-1.
au PAY カードのデメリット1:タッチ決済に未対応
4-2.
au PAY カードのデメリット2:auユーザー以外は年に1回以上利用がないと年会費がかかる
4-3.
au PAY カードのデメリット3:国内旅行の保険が付帯していない
5.
au PAY カードの評判
5-1.
au PAY カードのイイ評判
5-2.
au PAY カードのイマイチな評判
6.
まとめ
7.
参考資料
勝目 麻希
監修者
勝目 麻希2級FP技能士
2級FP技能士所有。新卒でメガバンクに総合職として入社。中小企業〜大企業向けの融資や金融商品の販売などを経験。現在は、ファイナンシャルプランナーの知識を活かして、金融系メディアを中心に執筆している。Webライターを育てる講座やマネーセミナーも実施中。

1au PAY カードの基本スペック

まず、au PAY カードの基本スペックについて確認しておきましょう。

内容
年会費 auユーザー:無料
auユーザー以外:1375円(税込)※ただし1年間に1回以上の利用で無料
追加カード 家族カード・ETCカード
国際ブランド Visa・JCB
Pontaポイント ・1.0%還元(100円で1ポイント貯まる)
・au PAY(コード決済)利用時で1.5%還元
付帯保険 海外旅行あんしん保険:最高2000万円
モバイル決済 au PAY・Apple Pay・楽天ペイ

2au PAY カードの還元率

続いて、au PAY カードの還元率について解説していきます。

au PAY カードの基本還元率は1%で、100円(税込)の利用につき1Pontaポイントが還元されるしくみとなっています。

また、au PAY カードとau PAYを紐づけ、残高へチャージしたうえでコード決済をすると、還元率は1.5%にアップします。

貯まったPontaポイントは、1ポイント=1円として、コンビニやドラックストア、スーパーなどさまざまなお店でのショッピングに使えます。

au PAY カード請求時の支払いやau PAY残高へのチャージ、au携帯の料金支払い、au PAYマーケットでの支払いなどにも利用可能です。

Pontaポイントの有効期限は、ポイント獲得後1年。ただし、追加でポイントが貯まった場合やポイントを利用した場合には、有効期限が自動的に更新されます。

「貯めた・利用した」時点からさらに1年間有効になるため、実質「半永久」に利用できることになりますね。ポイント失効についてはさほど気を遣う必要はなさそうです。

3au PAY カードの5つのメリット

au PAY カードのメリットは、次の5つです。

au PAY カード5つのメリット
  • メリット1:auユーザーは年会費無料で使える
  • メリット2:100円(税込)ごとに1Pontaポイント還元
  • メリット3:au PAYマーケットでの買い物で合計最大7%ポイント還元
  • メリット4:ポイントアップ店が多数
  • メリット5:海外旅行あんしん保険が付帯

一つずつ詳しく解説していきます。

au PAY カードのメリット1:auユーザーは年会費無料で使える

スマートフォン、タブレット、ケータイ、Wi-Fiルーターなどのau携帯電話はもちろんのこと、auひかり、auひかり ちゅら、UQmobile、povo1.0、povo2.0のいずれかを契約している場合、au PAY カードの利用における手数料は一切発生しません。

しかし、auユーザーでない場合でも、1年に1回以上のカード利用があれば年会費は発生せず無料でau PAY カードを利用できます。

ただし、1年間カードの利用がなかった場合には、1375円(税込)の年会費が発生する点をしっておきましょう。この場合、家族カードについても1枚440円(税込)の年会費が発生します。

なお、ETC発行手数料や利用明細送付費用、遅延損害金などはカードの利用実績に含まれません。

1年に1回利用すれば年会費が無料になるため、さほどハードルは高くないでしょう。

au PAY カードのメリット2:100円(税込)ごとに1Pontaポイント還元

au PAY カードの2つ目のメリットは、還元率が高いことです。

au PAY カードの基本ポイント還元率は先述のとおり1.0%です。100円(税込)の利用につき1ポイントが貯まりますので、年会費が無料で利用できるカードとしては高還元の部類に入るでしょう。

また、au PAY カードをau PAYと紐づけ、au PAYで決済を行った場合には、ポイント還元率が1.5%に。よりポイントが貯まりやすくなります。

しかし、ここで一つ注意しなければならないのは、au PAYにあるいくつかの支払い方法のなかで、ポイント還元率が1.5%となるのは「コード支払い」のみです。他の決済方法には適用されませんので、くれぐれも注意しましょう。

au PAY カードのメリット3:au PAYマーケットでの買い物で合計最大7%ポイント還元

au PAY カード3つ目のメリットは、au PAYマーケットでの買い物でポイントアップ条件を達成すると合計最大7%のポイントが還元されることです。

au PAYマーケットは、auが運営するネットショッピングサイトです。au PAY カード会員なら合計最大7%、au PAYゴールドカードなら合計最大9%のポイント還元が受けられ大変お得であるため、au PAY カードユーザーは見逃せません。

食品や日用品を対象とした小売店はもちろんのこと、大手家電量販店なども出店しています。幅広いジャンルの商品を取り扱っているため、間違いなく日々の買い物で利用できることでしょう。

au PAY カードのメリット4:ポイントアップ店多数

全国には、auポイントが通常より多く貯まる「auポイントアップ店」が多数あります。

au PAY カードをauポイントアップ店で利用した場合には、通常のポイント1.0%分に加えてさらに200円につき1~2ポイントがもらえます。例えば、200ポイントにつき1ポイントがもらえるお店であれば、還元ポイントは合計1.5%となります。

提携店にはセブンイレブン、かっぱ寿司、ココス、ドミノ・ピザ、紀伊國屋書店、出光のSS(apollostation)、ビッグエコーなど、街中でよくみかけるお店がたくさんあるため、サクサクとポイントが貯まることでしょう。


au PAY カードのメリット5:海外旅行あんしん保険が付帯

au PAY カードは、本会員と家族会員を対象に海外旅行あんしん保険が付帯しています。

海外旅行中の病気やケガ、物損、盗難などのさまざまなアクシデントに対して補償されるため、海外旅行をする人にとっては大きなメリットといえるでしょう。

海外旅行あんしん保険は加入の申し込み手続きは不要です。ただし、海外旅行代金をau PAY カードで事前に支払った場合にのみ適用される「利用付帯制度」である点には注意が必要です。

保険期間は、「海外旅行の目的を持って住居を出発してから帰着するまでの期間」となりますが、限度としては日本出発後3カ月後の午後12時までと定められています。

トラブルの種類による補償費用は、以下のとおりです。

補償内容 保険金額
傷害死亡・後遺障害 2000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
救援者費用等 200万円
個人賠償責任危険(免責金額0円) 2000万円
携行品損害(免責金額3000円) 20万円

4au PAY カードの3つのデメリット

au PAY カードには嬉しいメリットがたくさんあることがわかったところで、デメリットも気になる人が多いのではないでしょうか。

au PAY カードのデメリットは次の3つです。

au PAY カードの3つのデメリット
  • デメリット1:タッチ決済に未対応
  • デメリット2:auユーザー以外は年に1回以上利用がないと年会費がかかる
  • デメリット3:国内旅行の保険が付帯していない

順に解説していきます。

au PAY カードのデメリット1:タッチ決済に未対応

au PAY カードの1番のデメリットは、タッチ決済(非接触型決済サービス)に未対応であることでしょう。

タッチ決済が普及し、カード利用による暗証番号の入力やサインが不要となり会計時の手間が省けている昨今、au PAY カードでは残念ながら支払い時のスマートさにかけてしまいます。


au PAY カードのデメリット2:auユーザー以外は年に1回以上利用がないと年会費がかかる


au PAY カードでは、auユーザーは年会費無料となることは先述のとおりです。

しかし、auユーザーでない場合、au PAY カードをまったく使わないと1375円(税込)の年会費がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。

au PAY カードのデメリット3:国内旅行の保険が付帯していない

au PAY カード3つ目のデメリットは、国内旅行に対する保険が付帯していないことです。国内旅行を多くする人は、物足りなさを感じてしまう可能性があります。

国内旅行を希望する場合で補償が必要な場合には、保険会社の損害保険への加入もしくは、海外・国内旅行両方の保険が付帯しているau PAYゴールドへの入会をおすすめします。

5au PAY カードの評判

au PAY カードの概要について解説してきましたが、実際に利用しているユーザーの評判や口コミも気になりますよね。

ここからは、イイ評判とイマイチな口コミを両方ご紹介します。

au PAY カードのイイ評判

au PAY カードのイイ評判は次のとおりです。

au PAY カードのイイ評判
  • ポイント還元率が良く、ポイントが貯まりやすい
  • 毎月のスマホ料金でもポイントが貯まる
  • 使うたびにメールで通知されるため不正利用防止に便利

au PAY カードはポイント還元率が良く、auユーザーであればさらにポイントが貯まりやすくお得に使えるという口コミが多く寄せられていました。

auユーザーは積極的に利用していきたいカードです。

au PAY カードのイマイチな評判

au PAY カードにはイイ評判がたくさんある一方で、残念ながら一部批判的な評判もあったためご紹介します。

au PAY カードのイマイチな評判
  • タッチ決済に対応していないのが残念
  • アプリへの反映が遅く、利用状況がわかりにくい
  • サポートセンターへの電話が繋がりにくい

やはり、タッチ決済に対応していないことへの批判的な口コミがありました。また、状況によってはサポートセンターへの連絡が繋がりにくいこともあるようです。

6まとめ

今回は、au PAY カードの特徴やメリット・デメリット、評判について解説しました。

au PAY カードは、auユーザーもそうでない人も条件を満たせば年会費無料で利用でき、普段の買い物などでお得にポイントを貯めていけるクレジットカードです。

au PAYとの紐付けをおこなえば、より一層ポイント還元率が高まりますので、au PAY カードを作る人はぜひau PAYも合わせて利用して、ポイントをザクザク貯めていきましょう。

7参考資料

監修者:勝目麻希

au PAY カードは、auユーザーであれば年会費無料で利用できるクレジットカードです。auユーザー以外も、年1回の以上カードを利用すれば通常1375円(無料)がかからず実質無料で利用できます。ポイントはPontaポイントで通常1%還元となり、無料で利用できるクレジットカードの中では高還元の部類といえるでしょう。

au PAY カードのメリットは、「auポイントアップ店」を利用すれば普段の買い物でも1.5%~2%還元になるところです。セブンイレブンやイトーヨーカドーなど全国に店舗があるお店がauポイントアップ店なので、利用しやすいでしょう。また、au PAYマーケットでの買い物が条件達成により最大7%ポイントになる点も魅力です。

ただし、タッチ決済に未対応なのはデメリットです。また、国内旅行には保険が適用されていないので、国内旅行でも保険が必要な人は他のカードの方が良いでしょう。

デメリットはあるものの、年会費無料で還元率1%以上になるのは魅力なので、特にauユーザーの方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。