みなさんはクレジットカードを何枚保有していますか?

一般社団法人日本クレジット協会が2021年11月30日に公開した「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」によると、クレジットカードの発行枚数は2億9531万枚。

1人当たり2.8枚保有していることになります。

複数枚のカードを使い分けているという方も多いのではないでしょうか。

今回は数あるクレジットカードのなかでも人気が高く、還元率も高めの「JCBカード W」に着目します。

JCB カード Wは年会費永年無料のクレジットカード。18歳から39歳限定で入会申込みができるカードで、一般的なJCBカードの2倍のポイントが付くのが特徴です。

ここではJCB カード Wのポイント還元率や評判、5つのメリットと4つのデメリットについてご紹介します。

INDEX
1.
JCB カード Wの還元率や基本スペック
2.
JCB カード WはAmazonで高還元率なクレジットカード
2-1.
Amazonのポイントアップ登録でポイント4倍
2-2.
Amazonデバイス(OkiDokiランド経由)でポイント3倍
2-3.
 Amazon Fashion(OkiDokiランド経由)でポイント10倍
3.
JCB カード Wの5つのメリット
3-1.
 JCB カード Wのメリット1:他のJCBカードと比較すると還元率が高い
3-2.
JCB カード Wのメリット2:優待店での還元率が高い
3-3.
JCB カード Wのメリット3:ポイントアップサイトを経由すると、さらにポイントが貯まる
3-4.
JCB カード Wのメリット4:商品や他社のポイントなどに交換可能
3-5.
JCB カード Wのメリット5:海外旅行損害保険、ショッピング保険が充実している
4.
JCB カード Wの4つのデメリット
4-1.
 JCB カード Wのデメリット1:40歳以上の人は申込みできない
4-2.
JCB カード Wのデメリット2:交換先によって交換レートが異なる
4-3.
JCB カード Wのデメリット3:JCB STAR MEMBERSの対象外となる
4-4.
JCB カード Wのデメリット4:国内旅行傷害保険が付帯していない
5.
JCB カード Wの評判 
5-1.
JCB カード Wのイイ評判
5-2.
JCB カード Wのイマイチな評判
6.
JCB カード Wでのセブンイレブンでの還元率はどのくらい?ー平日のお昼ごはんを毎日買ったとしたら
7.
まとめ
8.
参考資料
岩田 昭男
監修者
岩田 昭男消費生活ジャーナリスト
1952年生まれ。消費生活ジャーナリスト。早稲田大学第一文学部卒業。著書に「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行を追い抜く日」(PHP)「Suicaが世界を制覇する日」(朝日新書)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)など。

1JCB カード Wの還元率や基本スペック

内容
年会費 永年無料
追加カード ETCカード・家族カード
国際ブランド JCB
Oki Dokiポイント ・基本の還元率:1%(一般カードの2倍)
・パートナー店利用で最大11倍
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2000万円
海外ショッピングガード保険:最高100万円
モバイル決済 Apple Pay Google Pay(TM)

2JCB カード WはAmazonで高還元率なクレジットカード

JCB カード WはAmazonでのショッピング時に、高い還元率が適用されるクレジットカードです。

ポイント還元率
Amazon.co.jp
ポイントアップ登録後
4倍
※1.2%~2.0%
Amazonデバイス
※OkiDokiランド経由
3倍
※0.9%~1.5%
Amazon Fashion
※OkiDokiランド経由
10倍
※3.0%~5.0

※各還元率(%)は提携各社のポイントへ移行した場合の還元率です。

Amazonのポイントアップ登録でポイント4倍

JCB カード Wの会員専用サイトMyJCBでAmazon.co.jpをポイントアップ登録(無料)した後には4倍のポイントが貯まります。

ポイントアップ登録後はAmazonの公式サイトで直接ショッピングを行い、JCB カード Wで代金の支払いを済ませることが条件です。

Amazonデバイス(OkiDokiランド経由)でポイント3倍

OkiDokiランドは、JCBカード会員専用のネットショッピングモールです。

OkiDokiランドを経由することで、JCB カード W会員であれば3倍から21倍のポイントが貯まります。

Amazonデバイスに該当する商品は以下のアイテムです。

  • Kindle 本&電子書籍リーダー
  • Fireタブレット
  • Echo
  • Alexa & Ring
  • Fire TV
  • 各シリーズにおけるAmazon社製アクセサリー

 Amazon Fashion(OkiDokiランド経由)でポイント10倍

同じくOkiDokiランドを経由するパターンです。

Amazon Fashionに含まれるアイテムは次のとおり。

  • シューズ
  • バッグ
  • 腕時計 

スポーツやアウトドア関連のシューズやウェア、旅行かばんやスマートウォッチはポイント10倍の対象外となります。ご注意ください。

3JCB カード Wの5つのメリット

JCB カード Wのメリットとして、以下の5つがあげられます。

JCB カード Wの5つのメリット
  • メリット1:他のJCBカードと比較すると還元率が高い
  • メリット2:優待店での還元率が高い
  • メリット3:ポイントアップサイトを経由すると、さらにポイントが貯まる
  • メリット4:商品や他社のポイントなどに交換可能
  • メリット5:海外旅行損害保険、ショッピング保険が充実している

 JCB カード Wのメリット1:他のJCBカードと比較すると還元率が高い

JCB カード Wは他のJCBカードと比較した際、通常の2倍のポイント還元率が適用されます。ただし、クレジットカード全体としてみると、還元率1.0%はちょっと高め程度なので要注意です。

カードの種別 月間で貯まるポイント 年間で貯まるポイント
JCB一般カード 20ポイント
※60円~100円相当
240ポイント
※720円~1200円相当
JCB カード W 40ポイント
※120円~200円相当
480ポイント
※1200円~2400円相当

特に公共料金(電気、ガス、水道)や携帯電話料金、税金(所得税、自動車税、固定資産税など)の支払いの際にポイントが貯まりやすいのは嬉しいところでしょう。

たとえば公共料金の支払いに毎月2万円を支払った場合、年間で貯まるポイントで差が生じます。

カードの種別 基本のポイント還元率
JCB一般カード 1000円(税込)=1ポイント
0.3%~0.5%
JCBゴールド 1000円(税込)=1ポイント
0.3%~0.5%
JCBプラチナ 1000円(税込)=1ポイント
0.3%~0.5%
JCB カード W 1000円(税込)=2ポイント
0.6%~1.0%
※他のJCBカードの2倍

JCB カード Wのメリット2:優待店での還元率が高い

JCB カード Wのメリットには、優待店でのポイント還元率の高さも含まれます。

店舗名 ポイント還元率
メルカリ 3倍
※0.9%~1.5%
ビックカメラ、コジマ、ソフマップ 3倍
※0.9%~1.5%
ウエルシア・ハックドラッグ 3倍
※0.9%~1.5%
ドミノ・ピザ 3倍
※0.9%~1.5%
apollostation、出光SS、シェルSS 3倍
※0.9%~1.5%
セブンイレブン 4倍
※1.2%~2.0%
Amazon.co.jp 4倍
※1.2%~2.0%
高島屋 4倍
※1.2%~2.0%
小田急百貨店 4倍
※1.2%~2.0%
一休.com(宿泊予約) 5倍
※1.5%~2.5%
スターバックス 11倍
※スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ、Starbucks eGiftの購入が対象
※3.3%~5.5%
JCBトラベル 11倍
※3.3%~5.5%

事前に会員専用ページ「MyJCB」より、各店舗ごとのポイントアップ登録(無料)を済ませることが条件です。

JCB カード Wのメリット3:ポイントアップサイトを経由すると、さらにポイントが貯まる

JCB カード Wはポイントアップサイト(Oki Dokiランド)の経由でより多くのポイントが貯まるのもメリットのひとつです。

OkiDokiランドショップ名 ポイント還元率
Amazon.co.jp 3倍もしくは10倍
※0.9%~1.5%、3.0%~5.0%
Qoo10 4倍
※1.2%~2.0%
さとふる 5倍
※1.5%~2.5%
ベルメゾンネット 5倍
※1.5%~2.5%
ピザハットオンライン 5倍
※1.5%~2.5%
Oisix(おいしっくす) 6倍
※1.8%~3.0%
マツモトキヨシ 6倍
※1.8%~3.0%
au PAY マーケット 7倍
※2.1%~3.5%
成城石井.com 7倍
※2.1%~3.5%
HP Directplus 11倍
※3.3%~5.5%
VAIO STORE 12倍
※3.6%~6.0%
シャディギフトモール 19倍
ノートンストア 21倍
※6.3%~10.5%

JCB カード Wのメリット4:商品や他社のポイントなどに交換可能

JCB カード Wの利用で貯まったポイントは、以下のアイテムや他社のポイントなどに交換できます。

  • 楽天ポイント
  • nanacoポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • JALマイル
  • ANAマイルなど

JCB カード Wのメリット5:海外旅行損害保険、ショッピング保険が充実している

JCB カード Wは年会費無料のクレジットカードでありながら、海外旅行保険とショッピング保険が付帯されているのもメリットと言えるでしょう。

保険種類 保険金額
死亡・後遺障害 最高2000万円
治療費用(傷害、疾病) 100万円限度
※1回の事故、疾病につき
賠償責任 2000万円限度
※1回の事故につき
携行品損害
※自己負担額:3000円
1旅行中20万円
※保険期間中100万円限度
救援者費用など 100万円限度
ショッピングガード保険(海外)
※自己負担額:1万円
100万円限度

JCB カード Wに付帯されている海外旅行傷害保険は「利用付帯」です。

旅行の際の交通費(公共交通機関)や宿泊費、ツアーパッケージ費用をJCB カード Wで支払うことが補償の条件となります

4JCB カード Wの4つのデメリット

JCB カード Wはポイント優遇などの面でメリットが多い一方、次の4つのデメリットも存在します。

JCB カード Wの4つのデメリット
  • デメリット1:40歳以上の人は申込みできない
  • デメリット2:交換先によって交換レートが異なる
  • デメリット3:JCB STAR MEMBERSの対象外となる
  • デメリット4:国内旅行傷害保険が付帯していない

 JCB カード Wのデメリット1:40歳以上の人は申込みできない

JCB カード Wは18歳から39歳までの方が入会対象となるクレジットカードです。そのため、40歳以上の方は申し込むことができません。

ただし、39歳以前に入会していれば、40歳以降も継続して使うことができます。

JCB カード Wのデメリット2:交換先によって交換レートが異なる

JCB カード Wで貯まったポイントは他社ポイントや航空会社のマイルなどに交換可能です。

そこで注意したいのが、交換先ごとに交換レートが異なる点。どの交換先を選ぶかによって、ポイント還元率がだいぶ変わってきます。

交換レート・ポイント還元率
キャッシュバック
※利用料金の割引
1ポイント→ 3円
通常の還元率:0.3%
※JCB カード Wは0.6%
楽天ポイント/楽天Edy 1ポイント→ 楽天ポイント3ポイント
1ポイント→ Edy3円分
通常の還元率:0.3%
※JCB カード Wは0.6%
dポイント、Pontaポイント 1ポイント→ dポイント4ポイント
250ポイント→Pontaポイント1000円分
通常の還元率:0.4%
※JCB カード Wは0.8%
nanacoポイント 1ポイント → nanacoポイント5ポイント
通常の還元率:0.5%
※JCB カード Wは1.0%
JALマイル、ANAマイル 1ポイント=3マイル
通常の還元率:0.3%
※JCB カード Wは0.6%

1.0%のポイント還元率を実現したい場合には、nanacoポイントへの交換がおすすめです。

nanacoポイントは電子マネーnanacoとして、1ポイント=1円で支払いに使えます。セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなど、セブン&アイ・ホールディングスの店舗で利用が可能です。

JCB カード Wのデメリット3:JCB STAR MEMBERSの対象外となる

JCB カード Wは基本のポイント還元率が2倍のため、JCB STAR MEMBERSの対象外となります。

JCB STAR MEMBERSは年間の利用金額に応じて、翌年のポイント還元率がアップするシステムです。

ランク名称 プラチナ/ゴールド 一般会員
ロイヤルα
※年間300万円(税込)以上のショッピング利用が条件
ポイント還元率が25%アップ
0.5%⇒0.625%に!
対象外です
スターα
※年間100万円(税込)以上のショッピング利用が条件
ポイント還元率が20%アップ
0.5%⇒0.6%に!
ポイント還元率が20%アップ
0.5%⇒0.6%に!
スターβ
※年間50万円(税込)以上のショッピング利用が条件
ポイント還元率が10%アップ
0.5%⇒0.55%に!
ポイント還元率が10%アップ
0.5%⇒0.55%に!

JCB カード Wのデメリット4:国内旅行傷害保険が付帯していない

JCB カード Wの付帯保険は、海外旅行傷害保険とショッピングガード保険です。国内旅行傷害保険は付帯されていません。

国内旅行傷害保険が付帯されているJCB ORIGINAL SERIESのカードは以下の通り。

  • JCB一般カード
  • JCBゴールド
  • JCBプラチナ
  • JCB GOLD EXTAGE

5JCB カード Wの評判 

ここからはJCB カード Wの評判のうち、イイ評判とイマイチな評判をご紹介します。これからJCB カード Wを検討している方の参考になれば幸いです。

JCB カード Wのイイ評判

イイ評判
  • Amazonやスターバックスでポイントが貯まりやすい
  • ポイント2倍が基本となるため、固定費の決済でポイントが貯まりやすい
  • コンビニなどでタッチ決済が使える

JCB カード Wのイイ点といえば、やはりポイントの貯まりやすさではないかと思われます。

Amazonやセブンイレブンで4倍のポイント、スターバックスでは11倍のポイントとなります。ヘビーユーザーであれば、どんどんポイントを貯めることができる点は大きなメリットでしょう。

コンビニなどの店舗によっては、JCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス)も利用できるため、支払いもスピーディーにこなせます。

レジにタッチ決済の専用機器が設置していることが条件です。「JCBのタッチ決済を使います」と、お店の人に告げてください。

※スマートフォンの場合はApple PayまたはGoogle Payでタッチ決済が可能です。

JCB カード Wのイマイチな評判

イマイチな評判
  • 年齢制限がある
  • カードが届くまでに時間がかかる(1週間ほど)
  • ポイント交換レートが低いものがある

JCB カード Wは18歳から39歳までの方限定のクレジットカードです。40歳以上の方は残念ながら作ることができません。

ただし39歳までに発行すれば、40歳以降も持ち続けることができます。

クレジットカードの中には即日発行のカードも存在するため、JCB カード Wが届くまでの時間(1週間ほど)を長いと感じる方もいるのかもしれません。

ちなみにJCB一般カードとJCBゴールドは最短で翌日発行が可能です。

※一般デザインのみ。ディズニーデザインは除きます

また、他社ポイントへの交換レートを重視する場合は、nanacoポイントへの交換がおすすめです。nanacoポイントは「電子マネーnanaco」として、セブンイレブンなどで1ポイント=1円で使用できます。

6JCB カード Wでのセブンイレブンでの還元率はどのくらい?ー平日のお昼ごはんを毎日買ったとしたら

セブンイレブンの店舗で、JCB カード Wを使い平日のお昼ごはんを購入した場合のポイントの貯まり方を次の表にまとめています。

貯まったポイントをnanacoポイントに交換した場合の還元率です。
※ポイント還元率2.0%

※月間の平日を20日~22日として計算
※1000円(税込)のショッピングごとに1ポイント付与

ランチ利用金額(税込) 月間で貯まるポイント 年間で貯まるポイント
500円 10ポイント~11ポイント
※200円~220円相当
120ポイント~132ポイント
※2400円~2640円相当
600円 12ポイント~13ポイント
※240円~264円相当
144ポイント~156ポイント
※2880円~3168円相当
700円 14ポイント~15ポイント
※280円~308円相当
168ポイント~180ポイント
※3360円~3696円相当
800円 16ポイント~17ポイント
※320円~352円相当
192ポイント~204ポイント
※3840円~4224円相当
900円 18ポイント~19ポイント
※360円~396円相当
216ポイント~228ポイント
※4320円~4752円相当
1000円 20ポイント~22ポイント
※400円~440円相当
240ポイント~264ポイント
※4800円~5280円相当

7まとめ

ここまで、JCB カード Wに関する次の項目を紹介してきました。

ポイントの解説
  • JCB カード Wの還元率や基本スペック
  • JCB カード WはAmazonで高還元率なクレジットカード
  • JCB カード Wの5つのメリット
  • JCB カード Wの4つのデメリット
  • JCB カード Wの評判
  • JCB カード Wでのセブンイレブンでの還元率はどのくらい?

JCB カード Wはポイントが効率よく貯まるクレジットカードです。特にAmazonやセブンイレブン、スターバックスなどの利用機会の多い方におすすめします。

公共料金や税金にも通常の2倍のポイントが適用されるため、気づかぬうちにポイントが貯まっていることを実感できるかもしれません。

8参考資料

監修者:岩田昭男
のコメント

JCBといえば、唯一の日本生まれ国際ブランドで有名。海外というより、主に国内で使用して手厚いサポートを求めるならJCBを選ぶといいでしょう。

そんなJCBが発行するカードでも、特にオススメなのが本カード。Amazonやセブン-イレブンなど、利用頻度が高い店舗で高還元になる点は大きな魅力です。

ネットショッピングでも、専用サイト「Oki Dokiランド」経由で買い物をすれば、通常時の2倍以上の還元率でポイントを獲得できますし、貯まるポイントもOki Doki ポイントですから、汎用性が高く、交換先が豊富なのもうれしいところです。

また、本カードを含むJCBオリジナルシリーズは電子マネーのQUICPayやGoogle Payなどで定期的にキャンペーンがあります。普段から公式サイトをチェックするようにしましょう。