ストレスが溜まるとお酒を飲み過ぎてしまったり、食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。

不安や孤独、怒りなどは一生を通じて経験する感情です。そして食べ物が、これらの感情を癒してくれることはありません。問題を解決しないどころか、二日酔いや過食の不快感だけを残します。

感情のコントロールは難しいものですが、気を晴らす方法は他にたくさんあります。友人に話しても良いですし、ブログに書き連ねるだけでも気持ちの整理ができます。好きな趣味に没頭したり、身体を動かしてみるのも良いでしょう。

様々な方法を試して、自分に合ったストレス発散方法を見つけてみてください。

体重減少のための運動はしない

運動不足は身体に悪い、とよく言われますが、激しい運動もまた良くないそうです。特に体重を減らすことを目的とした運動は、無理して身体を痛めたり風邪を引いてしまったりと、継続が困難になりがちです。

「身体を動かすと気分が良い」「仕事が捗る」など、運動すると快適な生活になるものです。早朝や仕事の合間に散歩をする、お風呂上がりはストレッチをする、休日に好きなスポーツをするなど、運動を楽しんでみましょう。

自分の身体の特徴を受け入れる

自分のスタイルに対して過度に批判的だと、「インテュイティブ・イーティング」は成功しないそうです。

足のサイズを変えようと努力する人は、あまりいないですよね。足と同じように、誰しも遺伝的に身体の特徴を持っています。それを変えようとしても、心身ともに疲れるだけです。

ヒップが大きすぎる、二の腕が太い、肩幅が広い、足が短い、顔が大きい…など、自分の身体に言いたいことがあるのは分かります(筆者もそうです!)。しかしいったん受け入れて、その中で自分なりに輝く方法を見つける方が有意義でしょう。これは自己肯定感を高めることにもつながるはずです。

まとめ

「インテュイティブ・イーティング」は10の原則から成っています。他にも「健康を目指す」「満足度の高い食事をする」など、基本的なことですが重要なことが記されています。

今甘いものを食べてしまったからといって、突然体重が増えるわけではありません。「完璧」ではなく、少しずつの「進歩」を目指すことが重要です。時間をかけて取り組んでみましょう。

参考:”The Latest Diet Trend Is Not Dieting”(The Atlantic Magazine)、The Original Intuitive Eating Pros

尾藤 ちよ子