シリーズでお伝えしている「個人投資家向けの株主優待研究」。株主優待制度は、株主は株式を発行している上場企業が提供している商品であったり、サービスの優待券であったりを手にすることができます。株式投資では値上がり益や配当が主な醍醐味ですが、それらに次いで株主優待も人気です。今回はヤマダ電機の株主優待と株価動向について見ていきましょう。

ヤマダ電機の株主優待の概要

さて、同社の株主優待の詳細を見ていきましょう。

対象株主

同社株式を100株以上保有の株主

株主優待確定日

  • 毎年3月末
  • 毎年9月末

株主優待内容

同社グループ買物優待券

株主優待基準

【3月末】

  • 100株から499株:1000円分の買物優待券(500円×2枚)
  • 500株から999株:2000円分の買物優待券(500円×4枚)
  • 1000株から9999株:5000円分の買物優待券(500円×10枚)
  • 1万株以上:2万5000円分の買物優待券(500円×50枚)

【9月末】

  • 100株から499株:2000円分の買物優待券(500円×4枚)
  • 500株から999株:3000円分の買物優待券(500円×6枚)
  • 1000株から9999株:5000円分の買物優待券(500円×10枚)
  • 1万株以上:2万5000円分の買物優待券(500円×50枚)

長期保有優遇制度

同社は上記株主優待内容に加えて(追加)、保有期間に応じた株主優待制度を要ししています。

【3月末】

  • 1年以上2年未満の継続保有(半期ベースでカウントし、100株以上):1500円分の買物優待券(500円×3枚)
  • 2年以上の継続保有(半期ベースでカウントし、100株以上):2000円分の買物優待券(500円×4枚)

【9月末】

  • 1年以上2年未満の継続保有(半期ベースでカウントし、100株以上):500円分の買物優待券(500円×1枚)

利用条件

  • 1回の買上げ金額(1枚の伝票またはレシート)が、税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚(500円)の優待券が利用可能
  • 1回の買物での利用枚数は、最大54枚

株主優待内容だけではなく、株価にも注意したい

株式投資をされている方で株主優待にだけに興味があるという人は少ないでしょう。