そーせいG、上期売上収益は前年比35億円減 収益性追求・価値創造加速を推進

2018年11月8日に行われた、そーせいグループ株式会社2018年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:そーせいグループ株式会社 CFO クリス・カーギル 氏

マイルストンに関する収益の受領時期の違いに伴い、売上収益も⼤幅に変動

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クリス・カーギル氏:ありがとうございます。CFOのクリス・カーギルです。まず、4ページからはじめます。

こちらでは、第2四半期累計の売上収益・業績を示しております。売上収益は前年同期比約35億円減少し、18億円となりました。この減少は主に、マイルストンに関する事業時期の違いによるものです。

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マイルストンに関する収益はグラフの青色部分でありますが、前年同期比約34億円減少し、3億1,000万円となりました。

前年同期にはAllergan社から1,500万ドル、AstraZeneca社から1,200万ドル、teva社より500万ドルの重要なマイルストンに関する収益がありましたが、今期はこのような重要なマイルストンに関する収益がなかったことから、減少となりました。これは、本年(2018年)5月10日の2018年3月期の決算発表で、業績見通しとしてご報告したとおりです。

しかし、当社グループはオラビの国内製造販売承認取得に伴い、富士フイルム富山化学株式会社よりマイルストンを受領することができ、そーせい株式会社にとってのすばらしい成果となりました。

ロイヤリティに関する収益は、グラフのオレンジ色の部分です。前年同期比6,500万円の微減となり、12億円となりました。

ノバルティスのCOPD製品の売上は増加しましたが、契約関連の控除により若干の減少となりました。

その他の収益は、グラフの薄い青色の部分になりますが、 第一三共株式会やその他のパートナーにより受領したマイルストンが含まれます。これは、当社のプラットフォームビジネスのリサーチ契約が増加していることを反映しています。

将来の成⻑のための投資により現⾦⽀出費⽤は増加

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それでは、スライド5枚目をご覧ください。こちらでは、第2四半期累計の現金支出費用を示しています。

前年同期比で約15億円増加し、50億円となりました。この増加は、将来の成長のための継続的な投資によるものです。

次に、グラフの青色部分の研究開発費は、前年同期比で約19億円増加し、41億円となりました。この増加は主に、日本におけるレビー小体型認知症の患者さまを対象とした、第2相試験の準備によるものです。みなさまもご承知のように、この試験は残念ながら今年(2018年)9月に自主的に中断しました。試験開始の、まさに数日前の出来事でした。

当社はこの他にも、プラットフォーム技術や独自の開発プログラム、トランスレーショナルサイエンスにも継続的に投資しています。

グラフのオレンジ色の部分の一般管理費は、前年同期比4億7,500万円減少し、8億9,600万円となりました。この減少は、前年同期にMiNA社への出資に関連したアドバイザリーフィーが一時的に発生し、さらに今期は、一般管理費の支出をより慎重に行ったことによるものです。

⾮現⾦⽀出は横ばい、⾦融費⽤は⼤幅減少

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それでは、スライドの6枚目をご覧ください。第2四半期累計の非現金支出費用でございます。

非現金支出費用は6億5,700万円と、前年同期比100万円の微減となりました。

金融費用は前年同期比15億円減少し、2億3,100万円となりました。これは主に、条件付対価の減少、日本円・米ドル・英ポンドの為替レートが前年同期に比べ安定していたこと及び、MiNA社の株式追加取得の独占的オプション権不行使に係る評価損11億円の計上によるものです。

この後のスライドが重要でありますので、ここは日本語で説明させていただきます。

バランスシートは健全、さらなる資⾦確保のための取り組みを実施中

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スライドの7枚目をご覧ください。

(2018年)9月末の貸借対照表は、非常に健全です。現金及び現金同等物は210億円以上あります。「HTL0018318」に関連する無形資産またはのれんの減損はありませんでした。

有形固定資産は、ケンブリッジ、グランタ・パークの最先端研究施設への設備投資により、増加しました。有利子負債は、返済により減少しました。

徹底した財務管理が求められる⼀年

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スライドの8枚目をご覧ください。2018年12月期の9ヶ月間の業績見通しをご説明します。

本年(2018年)9月に、「HTL0018318」の開発を自主的に中断したことから決定した財務管理が、非常に重要となります。

このスライドのとおり、当社グループの2018年12月期の業績見通しは大きく改善しています。これは、自社開発パイプラインへの投資をより集中的に行うこと、中断となったDLB試験にかかる研究開発費の減少によるものです。

今後のビジネスの鍵となるのは、支出を持続可能な水準に保つことです。

2019年12⽉期は収益性を追求し、価値創造を加速

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スライドの9枚目をご覧ください。来期2019年12月期の12ヶ月間の業績見通しをご説明します。

我々は足下の現状をよく認識しており、企業価値と収益性の向上を加速するため、断固たるアクションをしています。

まずはじめに、現在、探索及び研究開発段階にある多くの化合物のリストを見直し、もっとも有望な候補化合物にターゲットを絞ります。そうすることで、研究開発費を持続可能な水準に維持することができます。そして、可能性のもっとも高いプロジェクトに優先して資源を効果的に使用します。

次に、大手製薬企業との新規パートナー契約を増やします。価値の高い我々の化合物を大手製薬企業の手に委ねることで、臨床試験入りをいち早く実現させ、我々の価値創造を加速させます。

最後に、コストベースの管理を徹底します。すでに社内では、不必要なコストを見直すためのプロジェクトを進めています。これらの3つの戦略により、持続可能な資源と資本のバランスを取り、資金をより長期に確保し、2019年、そして中長期での黒字を実現できる可能性を高めます。

以上です。

記事提供:ログミーファイナンス

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