グラファイトデザイン、上期は増収も経常益は14%減 今後は新分野開拓に注力

2018年10月15日に行われた、株式会社グラファイトデザイン2019年2月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社グラファイトデザイン 常務取締役 管理部 部長 窪田悟 氏
株式会社グラファイトデザイン 代表取締役社長 山田拓郎 氏

第2四半期累計の実績

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窪田悟氏:株式会社グラファイトデザインの窪田でございます。みなさまにおかれましては、ご多忙中のところ当社第2四半期決算説明会にご出席をたまわり、誠にありがとうございます。

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それでは、2019年2月期第2四半期の実績と通期予想をご報告させていただきます。

まず第2四半期の実績でございます。国内景気は企業収益や雇用・所得環境の改善により、緩やかに回復基調になっておりますが、海外経済においては、中東情勢による原油価格の高止まりや、貿易摩擦の懸念から、不透明な状況が続いております。

また国内ゴルフ市場においては、天候不順の影響により、2018年上期のゴルフ入場者数は微減ながらも、クラブ価格の適正化の浸透と、新製品を中心とした小売市場でのゴルフクラブの販売状況は堅調に推移しております。

このような市場環境の中、大手クラブメーカーからのOEMシャフトの受注獲得が順調に推移したこともあり、売上は微増となりましたが、当社主力商品でもある自社ブランドシャフト「Tour AD 2018年度モデル」のリピートが、当初予想に比べ減少したことで、各段階では昨年を下回る結果となりました。

この結果、売上高は14億円となり、対前年比5.6パーセントの増収となったものの、各段階利益は営業利益8,000万円、経常利益1億500万円、純利益6,600万円となりました。

売上構成(実績)

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第2四半期累計期間においての売上構成についてご説明申し上げます。大手クラブメーカーからのOEMクラブ用シャフト販売が順調に推移したことにより、(売上は)3億7,400万円となりました。前年と比べまして、約66.2パーセント増という結果になっております。

自社ブランド販売に関しては、カスタム直販を含め、8億8,700万円となりました。これは前期と比べまして12.9パーセント減となっております。その他の販売に関しては1億3,900万円となっております。

貸借対照表

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2018年8月末での貸借対照表ですが、資産の部は流動資産40億8,000万円、固定資産11億3,500万円となりました。

とくに流動資産の主な減少要因は、組立加工及び新規開発政策のための新工場の建設及び設備に係る費用の支出により、現預金が減少となっております。次に負債の部ですが、流動負債6億7,000万円、固定負債2億6,700万円となりました。純資産の部は、合計が42億7,600万円となり、前年比で約8,400万円減少いたしました。以上の結果、2019年2月期第2四半期の株主資本比率は82パーセントとなっております。

2019年2月期業績見通し

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2019年2月期の通期業績見通しについて、ご報告させていただきます。

2019年2月期通期業績見通しといたしましては、9月13日に発売した「Tour AD 2019年モデル」を中心に、営業活動に取り組み、上期の自社ブランドシャフト販売減少を挽回すべく、受注獲得を目指してまいります。

よって下期の売上高は16億6,500万円、営業利益2億9,500万円、経常利益2億9,400万円、当期純利益1億7,900万円と予想し、通期での売上高は当初予想を見直して、30億6,500万円とし、営業利益は3億7,500万円、経常利益は3億9,900万円、当期純利益は2億4,500万円と見込んでおります。

売上構成(見込み)

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通期の売上構成についてご説明いたします。下期のOEMシャフトの売上高は、2億700万円と見込み、通期で5億8,100万円と見込んでおります。また自社ブランドシャフトの下期の売上高を13億300万円を見込んでおり、トータルでは21億9,000万円を見込んでおります。現在のところ、その他については、通期で2億9,400万円を見込んでおります。

業績の推移

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ここで過去の業績の推移についてご説明申し上げます。2014年2月期及び2015年2月期は、各クラブメーカーからのカスタム採用を順調に伸ばすことができました。消費税増税の駆け込み需要とも重なり、2013年2月期を上回る受注量によって、2期連続で大幅な増収増益となった年であります。

しかし2016年2月期は、ゴルフ場でのプレー客数の減少や消費増税後の需要低迷により、前年度の実績を大きく下回る結果となりました。また2017年2月期は「Tour AD 2017年度モデルTP」が好調な滑り出しをしたこともあって、売上高が当初予想を上回り、また製造工程やこれに伴う経費等の見直しを実施した結果、経常利益も当初予想を上回りました。

2018年2月期の売上高については、ほぼ横ばいとなったものの、生産効率の向上やコスト低減に取り組み、各段階でも前年度を上回る結果となりました。

2019年2月期の業績は、先ほどご説明いたしましたとおりです。売上は微増の予想としているものの、段階利益は前年を下回る予想としておりますが、全社一丸となって予想数値を超えられるように進めてまいりたいと思っております。以上、第2四半期実績及び当期業績見通しについてご説明いたしました。

続きまして山田から、当社の現状と戦略を説明させていただきます。

当社の強み

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山田拓郎氏:みなさま、こんにちは。株式会社グラファイトデザインの山田でございます。本日はお忙しい中、当社決算説明会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。それでは私から、当社の現状と今後の展開について、説明させていただきます。

まず、当社の強みという点を説明させていただきます。当社はカーボンシャフトの設計・開発から製造まで、一貫して30年の実績がございます。長年にわたり、お客様やプロゴルファーの声に耳を傾けながら、カーボンシャフトの研究を続け、技術やノウハウを蓄積することで、製品企画力・設計技術力・製造技術力を培ってまいりました。

当社のゴルフシャフトにおいて、プロゴルフツアーの使用率ナンバー1であることが高品質の証となっており、それを維持し続けていることで、Tour ADが憧れのブランドとして認知されております。

クラブメーカーは認知度の高いブランドをカスタムシャフトとして採用します。多くのクラブメーカーに採用されていることはシャフトの信頼となっており、この一連の循環が当社の強みになっていると認識しております。

体制

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当社の全体的な体制についてご説明申し上げます。営業部内にゴルフシャフト部分とコンポジット部分を一括集中して配置いたしました。それにリンクするように、設計・開発部門と製造部門を配置しております。設計開発部門に関しましては、ゴルフシャフト設計が主でございますが、コンポジット関連につきましても専任の人員を配し、対応しております。

製造部門に関しましては、本社工場を中心に国内及び海外提携工場を継続して運用しております。

ゴルフ市場動向(1)

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ゴルフ市場動向の1つ目です。ここ数年のゴルフ場入場者数は、その年の天候によって大きく左右される面もございますが、おおむね横ばいで推移しております。ゴルフ用品全体の国内出荷金額は、2011年の震災の年を除けば、2,600億円弱を推移している状況でございます。

ゴルフ人口が減少傾向にある中、ゴルフ場入場者数・ゴルフ用品販売はともに堅調に推移していると考えられます。

ゴルフ市場動向(2)

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ゴルフ市場動向の2つ目です。2018年度上半期のゴルフ市場は年初の低気温及び大雪の影響で、ゴルフ場入場者数は前年比マイナスとなりました。従いまして、消耗品販売も入場者数に比例しマイナスとなっております。

しかし、ゴルフ用品全体の販売金額は上昇しており、中でもゴルフクラブ販売金額が大きいです。某国内クラブメーカーの新モデル発売に合わせて、旧モデルの値下げ品の販売が好調だったこと、2月以降は某外資ゴルフクラブメーカーの新製品がヒットしたことで、販売が堅調に推移したことが要因でございます。

また、道具にこだわりを持ったゴルフプレイヤーが増えている証でもあると認識しております。

ゴルフ市場動向(3)

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ドライバー、フェアウェイウッドの平均販売単価の推移です。グラフを見ていただけるとおわかりになるかと思いますが、徐々に平均単価が上昇しております。その要因の1つは、在庫過多に起因する旧モデルの値引き販売の減少でございます。数社のメーカー様の話では、旧モデル在庫は適正数量まで減少してきているとうかがっておりますし、継続して在庫の(適切な数量の)維持に努めるとおっしゃっていました。

2つ目の要因としては、クラブメーカーの乱売合戦が収束を迎えており、下落傾向にあったクラブ価格が徐々に適正化の方向に戻り始めていると認識しております。

ゴルフ市場動向(4)

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低迷しているゴルフ市場の再活性化のための業界施策について、ご説明いたします。

まず1番目として、ゴルフ人口を増加させるためには新規ゴルファーの参入・促進・育成が不可欠となっています。それに対するゴルフ協会の取り組みとして「ゴルマジ」「楽ゴル」「Gちゃれ」といった、ゴルフ場において無料もしくは低価格でプレイができるものだったり、練習場では割引やレンタルクラブの無料化などの優遇を、初心者が受けられるものがございます。

また大学の課外教育の一環で、学生にゴルフを始めてもらおうと、業界全体でクラブセットの無償提供やゴルフ場・練習場の無料化や割引なども行っています。若い層に身近にゴルフを楽しんでもらうため、このような施策も業界全体で行われております。

2番目としては、R&Aが「9ホールゴルフ」の促進を行っております。これは、ゴルフは時間や費用がかかりすぎるといった懸念を払拭して、ゴルフは気軽に楽しめるスポーツであることを認知してもらうのが目的であります。日本でも一部ですが、9ホールミニトーナメントが開催されております。

3番目として、R&AとUSGAが「ゴルフ規則を近代化するための変更案」を発表いたしました。ルールを簡素化し、プレイ時間を短縮することが目的で、各種罰則の免除や軽減、グリーンバンカーでの進行に伴うルール変更が盛り込まれており、初心者には複雑なゴルフルールが簡素化される方向でございます。

4番目が、高反発クラブの対応でございます。現状では、各クラブメーカーの判断に委ねられる部分も多分にございますが、大手メーカーが、飛距離の落ちたシニア層に向けて、あえてルール非適合の高反発クラブを再び打ち出してきております。

シャフトに対しても、さらに注目度は増しています。当社といたしましても、後ほどお話しするプレミアムシャフトのカテゴリに、非常に期待しております。

また(スライドの)下段に記載しておりますトピックスとして、ゴルフの世界最高峰の舞台であるUSPGAツアーが2019年に日本で開催される予定であったり、世界的に有名な選手の復活優勝劇や、2020年東京オリンピックでゴルフが正式競技種目になっているなど、明るいニュースもございます。

シャフト事業の今後の展開

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シャフト事業の今後の展開について、ご説明申し上げます。

まずはじめに、ツアー使用率ナンバーワンを維持します。プロゴルフツアーでの高い使用率を維持していき、ブランド地位を一段と強固にして、高いシェアの獲得を目指してまいります。これは、当社のマーケティングで絶対(実現できる)と確信しておりますし、女子ツアーへのさらなるアプローチ強化を行ってまいります。

2つ目は、新製品の開発でございます。基本的に、毎年1モデルの主力製品を発売し、さらにプレミアムゾーンのリシャフト専用設計シャフトの製品開発も積極的に継続してまいります。

3つ目は、ブランド力を活かした市場シェアの拡大でございます。とりわけリシャフト市場の拡大は重要であると考えており、リシャフト市場シェアの拡大に向けて、販売店満足度の向上を図っております。

その第1弾として、販売店専用サイトをWebにて稼働いたしました。順調に運用されておりまして、今後も販売店の売上拡大・顧客満足度向上に向けて、多様な施策を打っていきたいと考えております。

またブランド力を活かし、他業種とコラボした販促活動も考えております。

4つ目は海外展開として、とくにアジア市場への拡販を図ることでございます。現地総代理店を効果的に運用し、さらなる販売強化を進めてまいりたいと考えております。

米国におきましては、USプロツアーへのさらなるアプローチ強化を進めてまいります。また近年、フィッティングビジネス市場が拡大してきておりますので、そちらへも精力的に対応してまいります。

国内ツアー(10年間の推移)

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弊社のブランド価値向上に不可欠な、国内男子プロツアーのシーズン別での全Wood Shaft使用率の推移をご覧いただきます。

ここ10年間の使用率を記載したグラフをご紹介いたします。ご覧のように連続で国内使用率1位であるとともに、年間平均使用率は約35パーセントを推移。近年は上昇傾向にあり、40パーセントを超えてきております。

非常に高い水準での使用率を維持しております。これら実績により、品質における信頼性の構築とブランド確立が強固となり、国内外ゴルフクラブメーカー様へのカスタム品販売の拡大、リシャフト市場における販売の拡大につながる要素となりますので、今後をツアー使用率の高水準を維持してまいります。

国内ツアー(2018年度)

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次に、今年度の国内男子プロツアーの現在までの全Wood Shaft使用率をご覧いただきます。

今シーズンも全試合で使用率1位を獲得しており、プロからの製品評価も非常に高いものがあると心強く感じております。また先ほども申し上げましたが、この使用率の高さを女子選手にも波及させるべく、推進してまいりたいと思っております。

自社ブランド(2019モデル)

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当社基幹モデルについてご説明申し上げます。こちらは「Tour AD 2019年モデル VR」でございます。VRは「Vanquish all Rivals」の略で、すべてのライバルに打ち勝つ、すべてのライバルを駆逐するという意味が込められております。

前作で好評だった、つや消し仕上げを踏襲し、メインカラーを深みのあるブルーにしたことで、どのヘッドカラーとも合ういい外観に仕上がりました。

スペックも近年のヘッド特性を考慮し、低スピンで高弾道になりやすい飛距離を出せるシャフト特性にいたしました。初期ロットは、例年どおり順調な滑り出しでございます。

自社ブランド 販売状況

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こちらのグラフは、全モデル「GP・TP・IG」の発売後1年間の販売数量になります。IGにつきましては、昨年好調だったTPには若干届きませんでしたが、USPGAツアーでの使用選手が増加傾向にあるため、アメリカの代理店向けの出荷数量は伸びており、堅調に推移しております。

新製品のVRの事前評価も良いため、両輪でさらに伸長できるように進めてまいります。

自社ブランド

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弊社の基幹モデル以外の、自社ブランドシャフトをご紹介申し上げます。まず「Tour AD F シリーズ」になります。各クラブメーカーがフェアウェイウッドやドライバーに次ぐ、主役級のイメージになるようにマーケティング戦略を展開しているのと並行して、フェアウェイウッド用カスタムシャフトの需要が高まってまいりました。

それに対応すべく、当社でもフェアウェイウッドに特化した専用シャフトを販売開始しております。アマチュアには若干、苦手意識を持たれる方が多く、操作性がシビアなフェアウェイウッドには、あえて極端な特性は盛り込まず、打ちやすく素直な動きになるように専用設計といたしました。順調な販売を継続している状況でございます。

前回も説明させていただきましたが、プレミアムシャフトの(新製品である)「秩父」をご紹介いたします。当初予想どおり、ショップ・工房様よりリシャフト用としてご注文いただき、口コミ等で一定の認知・浸透がありました。その後は受注が一気に増え、一時はバックオーダー状態になりましたが、緊急の増産体制を敷き、対応させていただきました。

現在も好調に販売を継続しておりますが、ユーザー様からのリクエストもあり、今年4月上旬に「秩父フェアウェイウッド」を発売開始いたしました。また「秩父ユーティリティ」「秩父アイアン」も、順次発売に向けて推進しております。

自社ブランド展開

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当社の自社ブランドシャフトカテゴリを説明させていただきます。まずWoodシリーズになりますが、年次モデルとして発売する当社主力Tour ADモデルでございます。

先ほどご説明したVRも、こちらにカテゴリされます。今後もこのWoodシリーズが中心となって、商品展開を行ってまいります。

続いて、Utility(Hybrid)シリーズです。現在当社でも3機種をラインナップしております。近年のロングアイアンをUtility(Hybrid)に置き換えるという傾向もあり、継続的に販売しております。とくにアメリカ・韓国からの引き合いが増えてきております。

Ironシリーズは、シャフト重量対応……軽量から重量級のプロデュースまでラインナップしており、幅広い層から支持をいただいております。アイアンに関しては、とくにプロ使用率が高いわけではございませんが、地道な試打会活動や営業活動で、一定の受注をいただいている状況です。

軽量シャフトシリーズも、近年の軽量化の流れに対応すべく、2016年モデル「GP」から正式ラインナップとして、40グラム台を設定しております。

そして、5つ目のラインナップとして、先ほどご説明した「秩父」を中心としたプレミアムカテゴリを育てていきたいと思っております。

海外売上推移

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海外売上推移イメージについてご説明申し上げます。海外市場を地域的に分けますと、主にアジア・米国・ヨーロッパ市場となります。 まずは、東南アジアを中心としたアジア市場についてですが、市場の厚みという点では米国市場には劣るものの、この先も富裕層の増加が想定されます。それに比例してゴルフ人口も増加傾向という観点から、将来的には期待できる市場と考えております。

また、米国と比べて高付加価値製品のニーズ性があることなどからも、アジアを主体に継続して販路拡大を目指してまいります。アジア市場ではメイド・イン・ジャパンの人気は高く、ニーズもございますので、こちらに対応し、アジア諸国を重点に置いて展開してまいります。先ほどご説明した秩父シャフトは、この点にも期待を寄せております。

米国市場におきましては、クラブメーカー様へのフォローアップが、認知度向上のために重要かつ不可欠な営業活動でございます。当社としては、比較的利益確保が見込める高ブランドでのメーカー採用と、現地代理店を通した自社ブランドシャフトのさらなる販売増を目指して展開してまいります。

ここ数年、クラブの低価格競争の影響により、シャフト販売単価も低下しており、とくに純粋なOEM品に関しては、利益確保が非常に難しい市場なっております。アフターマーケットでは、フィッティング等の付加価値の高いサービスが伸びてきておりますので、引き続きフォローを推進していきたいと考えております。

テストセンター活用

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販売促進の一環ということで、テストセンターの活用がございます。こちら(のスライドの写真)がテストセンターで、基本的にシャフトの設計開発及び自社ブランドのPR活動の一環として活用しております。

テストフィールドとしての機能を充実させ、事務スペースも完備し、社内向けに開放することで従業員の健康管理にも役立たせております。このテストセンターには、ハイスピードカメラ・レーダー弾道測定機・ロボットによる実打テスト等の設備を備えており、自社ブランドシャフトの開発拠点にもなっております。

これらを利用し、多数のプロゴルファーを招き、シャフトの評価やフィッティング等の実施、取引先様とのゴルフクラブの共同開発、メディアの取材対応やクラブメーカー様との良好な関係づくりの場として活用しております。

以上、ゴルフシャフト関連のご説明となります。

コンポジット

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新分野への開拓、当社のニューフィールドということで説明させていただきます。

まず冒頭でも説明させていただきましたが、コンポジット企画販売の部分を営業部に統合いたしました。これにより体制をシンプルに、またスピード感をもって動けるようになっております。

開発・生産技術の各部門にもコンポジットの専任を配し、集中して新分野に取り組む体制を敷き、顧客からの多種多様な要望に応じて売上を伸長していきたいと思っております。

採用実績

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採用実績につきましては、自動車関連・日用品関連・ドローン関連・産業関連など、広く採用いただいている状況でございます。まだ数字的には決して大きくないのが実情でございますが、これら以外の引き合いも多くいただき、将来的な可能性を感じております。早期に事業化するべく、鋭意、推進してまいりたいと思っております。

パイプ製品加工技術の研究開発

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カーボンパイプ特殊加工として、ストレートパイプのみならず、特殊加工を施す異形パイプ等の研究開発も着実に行っており、幅広い産業分野への展開を目指してまいります。既に申し上げたとおり、設計開発部にも専任担当を置き、日々、幅広い産業分野への展開を目指し、努力いたしております。引き続き、カーボン製品の可能性を追求し、製品化されるよう努めていく考えでございます。

また、社長室内にカーボン加工技術の向上・可能性・追求・技術力の発信を目的にした、私の直轄チームを立ち上げまして、関連する技術人員を招集しました。少数精鋭ではありますが、(技術の)向上・追求・発信を、スピード感をもって推進してまいります。

展示会参加(取引先開拓)

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産業用途への応用展開の調査及びアピールとして、2013年より各種展示会に積極的に参加しております。昨年は幕張メッセで開催されました「IPF Japan 2017(国際プラスチックフェア)」に初めて出展いたしました。国内最大のプラスチック、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の展示会で、開催日数は一般的な3日間ではなく、5日間のスケジュールで、国内はもとより世界各国から来場者が訪れました。

2019年2月に行われる「機械要素技術展」では、展示ブースを2倍に拡張し、今まで以上にアピールする機会を増やして、効果的な出展にしたいと考えております。

今後も、有効と思われる展示会には積極的に出展して、当社のカーボンパイプ積層技術についての認知度より高めることで、さまざまな分野へ進出・対応できるよう、引き続き研究開発を進め、新たな事業となることを目指しております。

配当

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最後になりますが、当社の配当についてご説明申し上げます。当社は2012年2月期に復配し、ご覧のような推移となっております。2019年2月期は、普通配当で20円を計画しており、今後も安定した配当を継続していくことを目標としてまいります。

以上、私から当社の現状と展開についてご報告させていただきました。本日は、当社決算説明会にご出席を賜り、誠にありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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