5.1 配慮措置は2025年9月30日まで

例えば、1つの医療機関での外来医療費が月額5万円だった場合、2割負担の方は1万円を窓口で支払うことになります。

しかしこの配慮措置により、窓口負担は3000円で済むことになります。

ただし、医療機関を複数受診して3000円の支払いをしている場合には、3000円を超えた部分は後日払い戻しとなるので注意が必要です。

6. まとめにかえて

原則として、誰もが75歳を迎えると「後期高齢者医療制度」に加入することになります。

これまで配偶者の扶養として健康保険に入っていた方も、後期高齢は個人ごとの加入となるため、保険料が新たに発生することになります。

また、医療費の自己負担額は所得等によって異なります。

2割負担の配慮措置も2025年9月30日に終了するため、自分は該当するのかどうか確認しておきましょう。

参考資料

LIMO編集部