ビーロット、上期売上高は49.9億円 物流施設・ゴルフ場等の取り扱いを開始

2018年8月23日に日本証券アナリスト協会主催で行われた、株式会社ビーロット2018年12月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社ビーロット 代表取締役社長 宮内誠 氏

トップメッセージ

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宮内誠氏:ただいまご紹介にあずかりました、宮内です。本日は株式会社ビーロットの2018年12月期第2四半期決算説明会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

それではさっそくですが、説明を開始させていただきます。

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1つページをめくっていただき、2ページ目の「トップメッセージ」というページをご覧いただきたいと思います。

(2018年)1~6月までの半年間、私どもにとって大きなできごとの1つは、2月に東証一部に市場変更したことでございます。市場変更によって、非常にいい影響を日々感じております。信用力・知名度のアップを感じております。

具体的に申しますと、情報の質が飛躍的に向上していると思っております。例えば、大型物件・海外案件・多様な物件種別……さらには、当社をパートナーという指名前提で案件をいただいたりしております。

また、お客さまからの信頼性も、飛躍的に向上していると思っております。守秘性の高い相続対策ニーズ、あるいはアセットマネジメント・プロパティマネジメントといった紹介受注もできております。

また、情報量・お客さまの数も、大幅に増加していると感じております。名実の「名」が加わって、当社を指名していただけるようになったと感じております。

金融機関さまとの関係も、より良好な取引関係が構築できていると感じております。

もう1点、優秀な人材を採用する機会が増えてきたと感じております。

日々、このようなよい効果を感じております。私どもがやることとしては、この効果を業績に結び付けていくことかと思っております。

とくに、我々の今期第3四半期・第4四半期につきましては、従前より取り組んでおりました全国での大型ホテル案件など、大きく業績に寄与してくれるのではないかという物件の売却を企図しておりますので、こちらをしっかりやっていって、業績を上げていきたいと思っております。

業績推移

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1つおめくりください。3ページ目、「業績推移」というページでございます。おかげさまで売上高・当期純利益とも、右肩上がりに成長することができております。

CONTENTS

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1つおめくりいただいて、「CONTENTS」……本日の資料の内容でございます。

大きく、3つの項目がございます。1つ目、決算の概要。2つ目、事業の概要。この2点を、主にご説明させていただきます。3つ目の会社紹介については、参考資料なのですが、(2017年)12月の前年決算から変化のあった部分について、少し紹介させていただきます。

Ⅰ-1. 総括

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それでは1つ目の大きな項目、決算の概要というところに進めさせていただきます。

次は「Ⅰ-1.総括」というページなのですが……。

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みなさま、すみません。少し飛んでいただいて、12ページ目の「地域創生プロジェクト、世界へ向けて発進!!」というページをご覧いただきたいと思います。

昨年(2017年)後半から今年(2018年)にかけて続々と、開発プロジェクトを中心に宿泊施設が立ち上がっております。こちらを、改めてご紹介させていただきます。

ご紹介させていただく理由は、この下半期以降、我々の大きな業績になっていく可能性のあるプロジェクトだからでございます。

12ページ目には、2つのホステルが載っております。

左は「IMANO TOKYO GINZA HOSTEL」。東京・銀座から徒歩圏のものでございまして、120ベッド(ございまして)、昨年2017年の9月にオープンしております。

右は「IMANO KYOTO KIYOMIZU HOSTEL」。京都・清水五条という場所にある、113ベッドのホステルでございます。

この2つのホステルはともに、昨年オープンして以来、おかげさまで順調な稼働率でございます。とくに、左の「IMANO TOKYO GINZA HOSTEL」につきましては、みなさまからの大変高い人気を得ております。

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次の13ページ目は、(「地域創生プロジェクト、世界へ向けて発進!!」の)続きでございます。

このページでは、2つのホテルを紹介させていただいております。

いずれも、今年2018年の4月にオープンしておりますが、実は我々としては、初めてのホテルでございました。ホステル・カプセルは過去にやっておりましたが、ホテルは初めてでございます。

左は「ホテル・トリフィート小樽運河」。こちらは、小樽で9年ぶりの100室を超えるホテルになっております。

右は「TISSAGE HOTEL by NEST NAHA」というホテルになります。こちらも、132部屋ある大変大きな、かつ沖縄県庁にも徒歩圏で行ける、ビジネスと観光を両方取り込めるようなホテルになっております。

おかげさまで、4月に竣工して以来、ともに大変高い稼働率を続けさせていただいております。

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次の14ページ目です。左は、「NESTHOTEL KYOTO SHIJOKARASUMA」というホテルになります。来週(2018年)8月31日にオープン予定となっております。京都の四条駅から徒歩3分と、非常にいいアクセスにございますので、稼働がよくなることを心から祈っております。

右は恵比寿・五反田のカプセルホテルで、かつ開発ではなくて、再生したものでございます。「ドシー(℃)恵比寿/五反田」(でございまして)、2つのカプセルホテルが去年(2017年)から今年にかけて、相次いでリニューアルオープンしております。

新しく、非常に素敵なサウナを入れました。その影響もあってか、とくに恵比寿が非常に高い稼働で推移しております。

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15ページ目をご覧いただきますと、今度は「商品ラインナップ(今後の売却物件)」と書いてございます。このページでは、開発物件あるいは宿泊施設を中心に、一部再生物件があったり、ホテルでない物件もあったりいたします。2017年の後半から今年(2018年)にかけて、続々と竣工しているということが、おわかりいただけるかと思います。

ご紹介していなかったものとしては、下段の左から2つ目。6月に、東京都港区新橋にオフィスビルが竣工いたしまして、今は賃貸募集中でございます。また、11月には、福岡市中央区の六本松という場所に、賃貸マンションが建ち上がります。

2019年以降も、開発プロジェクトが続々とございます。もちろん開発だけではなく、我々は再生物件のほうが多いぐらいでございますので、かなり多数の材料を持っているということで、ご理解いただければと思います。

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ということで、新しく立ち上がったプロジェクトを中心にご説明させていただいた上で、すみません、元に戻っていただいて、「Ⅰ-1.総括」というページをご覧いただきたいと思います。

今年(2018年)上半期、1~6月にかけての大きな点は、4つでございます。

1点目に、今期予算の連結当期純利益に対し、計画どおりに進捗しております。そして下半期に、大型案件の売却を予定しております。

2点目に、販売用不動産(仕掛含む)残高は、188億7,600万円になっております。仕入活動は、引き続き順調でございます。用途・エリアの多様化も進んでおります。

3点目に、全国主要都市に宿泊施設が続々と竣工しております。収益への大きな貢献が見込まれ、かつ地域創生にも寄与しております。先ほどご紹介したとおりでございます。

4点目に、新たな収益機会を生み出す可能性のある事業領域に進出しております。物流施設、あるいはゴルフ場等の取り扱いを開始しております。また、M&Aのコンサルティングをする子会社を設立しております。

Ⅰ-2. 通期業績予想

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7ページをご覧ください。「Ⅰ-2.通期業績予想」というページでございます。

期初に発表したとおり、連結売上高の目標は200億円でございます。また、一番下の連結当期純利益の今期の目標は、14億1,400万円でございます。

毎期お伝えしているのですが、我々の最大のミッションはこの連結当期純利益を必ずやるということ、そして上回るということでございます。

ちなみに、2014年12月に上場させていただいて以来、2015~2017年と3期経過しておりますが、期初に発表した当期純利益に対して、最終の出来上がりは2015年12月期から60パーセントオーバー、2016年12月期は20パーセントオーバー、2017年12月期は60パーセントオーバーということで、毎期言ってきた業績を上回る連結当期純利益を着実に上げることができております。

過去にできたから、今期もできるか。もちろんそれはわからないのですが、我々の目標としては(連結当期純利益の)14億1,400万円は、必ずやる。そして、それを上回るということでございます。

Ⅰ-3. 業績ハイライト

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8ページ目の、「Ⅰ-3.業績ハイライト」というページにお進みください。8期連続の増収増益に向け、計画どおりに進捗中でございます。

一番左の、売上高でございます。200億円の(通期)目標に対して、出来上がりは49億9,900万円となっております。

一番右の当期純利益をご覧いただきますと、14億1,400万円の通期目標に対して、2億2,100万円となっております。

まだまだ通期目標には遠いということが事実でございますが、お伝えしておりますとおり、すでに稼働が順調な宿泊施設等、この第3・第4四半期に売却する物件が多数ございますので、こちらをしっかり仕上げていって、業績をつくってまいりたいと思っております。

Ⅰ-4. 連結PL・BSサマリー

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次のページにお進みください。9ページ目の「Ⅰ-4.連結PL・BSサマリー」になります。さらなる成長を目指し、販売用不動産を順調に積み上げております。

左がPL、右がBSになります。一言で申しますと、PLは去年並み。BSは(2017年)12月に比べたら、だいぶ変わっているなというところでございます。

左のPLサマリーをご覧いただきますと、2018年6月半期の売上高は、先ほどお伝えしたとおりの49億9,900万円。3つの事業セグメントごとにご覧いただきますと、やはり不動産再生・開発を経て売却する不動産投資開発事業が、売上ではダントツでございます。

他方、営業利益につきましては、3つの事業セグメントごとにご覧いただきますと、もう少しバランスがとれております。傾向といたしましては、前年同期比より少し下がっておりますが、あまり変わっていないのかなと思っております。

それでは右半分の、BSサマリーをご覧いただきたいと思います。ご覧いただきますと、すぐにおわかりいただけますとおり、まず資産が12月に比べまして、39.7パーセント増えて266億9,600万円になっております。

何が増えたのか見ていただくと、流動資産がかなり増えているということがおわかりいただけるかと思います。「流動資産の中で何が増えているのか?」というのは、ずばり、販売用不動産でございます。その内容につきましては、後ほどご説明させていただきます。

負債をご覧いただきますと、こちらも48.6パーセント増えて、224億3,600万円となっております。何が増えたかご覧いただきますと、流動負債はあまり変わっておりませんが、固定負債が大きく増えております。具体的に申しますと、長期借入金であったり社債であったり、物件取得のための負債となっております。

いつも同じお話をするのですが、ここが我々の特徴で、常にあえていびつな流動比率を追求しております。

私どもは、不動産の価値を上げて利回りを上げるという行為を行っております。このような実績を金融機関さまにお見せして、金融機関さまからご支援をいただいて、販売用不動産に対して固定負債……なるべく長期でお借入れするというご協力をいただいております。こうして、長期存続できる会社づくりを目指しておりまして、したがって、このようないびつな流動比率をあえてつくっているところでございます。

純資産をご覧いただきますと、ほんのわずかに増えたという結果になっております。純資産につきましては、本年(2018年)の上半期に、エクイティファイナンスについて発表させていただいております。

新株予約権を使ったかたちでございますが、残念ながら株価がいまひとつということで、新株予約権の行使が進まず、純資産はあまり増えておりません。

この点について、私どもといたしましては、株価の向上を図っていきたいと思っております。具体的には、業績をしっかりつくっていくことはもちろん、IR活動ももう一度見直してしっかりやっていきたいと思っております。

結果として、株価が上がって行使が進み、純資産が増えることを企図したいと思っております。

Ⅱ-1. 不動産投資開発事業

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次のページに進めさせていただきます。(本日のCONTENTSの)大きな2つ目の項目の、事業の概要です。3つの事業セグメントごとに、半期の結果を、もう少し詳しくご説明させていただきます。

11ページ目の「Ⅱ-1.不動産投資開発事業」をご覧いただきたいと思います。我々のメイン事業でございます。再生あるいは開発を施した上で、売却する事業になっております。

この不動産投資開発事業のセグメントの売上高は、5.2パーセント下がって39億5,700万円。セグメント利益は、11.6パーセント下がって5億4,200万円となっております。

この(売上高の)39億5,700万円は、実は10物件の売却からなっております。ということで、1物件あたり4億円平均となります。4億円平均なのですが、あまり細かくはお伝えできないのですが、実は小さいものでは数千万円というものがございました。大きなものは、10億円に迫るものもありました。

これが、私どもの特徴だと思っています。4億円が平均ではございますが、価格帯が非常に広い。取り扱っている不動産は、「おおむね1億円から30億円」と言わせていただいておりますので、下半期も10億円とは言わず、大きな案件が出てくる。このような物件の価格帯が多数あることが、なかなか四半期では安定していない業績(の要因)になっております。

他方、先ほどお伝えいたしましたとおり、通期では毎期、期初に発表した数字を大きく上回ることができておりますので、このあたりを、ぜひみなさまにご理解いただけると、大変ありがたいと思っております。

さて、10物件売ったのですが、その前に、(2017年)12月期末は27物件がございました。27物件から10物件売れたので、17物件。半期で買えた物件数が、16物件でした。ということで、27引く10足す16で(2018年)6月末時点で、33件の販売用不動産を持っています。33件の販売用不動産で、金額は188億7,600万円。平均で6億円弱ぐらいの33件となります。

左下の棒グラフにございますとおり、12月末に113億円ちょっとだった販売用不動産が、70億円以上増えております。

この背景は、2つでございます。1つ目の理由は、仕入が順調に進んだことでございます。10億円クラスの物件が4物件取得できました。それを皮切りに、繰り返しになりますが、16物件の取得ができております。

また、先ほどお伝えいたしましたとおり、この上半期に大型のホテルの竣工がございましたので、建設会社さまへの最後のお支払いをするということは、つまりそれが簿価に載ってくるということで、こちらも大きく販売用不動産の進捗に寄与しております。

さて、6月末時点で33件ある販売用不動産の内訳について、この円グラフでご紹介したいと思っております。用途別に33件(ございまして、こちらを)ご覧いただきますと、まずちょっと目立つのが、右上にございます青色の「12」と書いてあるものでございます。12件は、開発用地含む土地でございます。

12件のうちの3件につきましては、例えば古屋を取り壊して整地して、戸建を欲しがっているお客さまに買っていただく。土地のままに売るものが、3件ございます。しかし、(残りの)9件につきましては、なにか建物を造ってくることを企図しております。具体的に申しますと、4件はホテル・宿泊関連、3件は住宅系、2件は事務所・店舗を造っていきたいと思っております。

土地の12件以外につきましては、既存物件を取得していたり、あるいは開発したプロジェクトが竣工したりといったものになります。目立つものは緑色の12件で、住宅系になります。実は、我々が事業を始めて以来、住宅系が非常に流動性が高いということで、主力事業の1つとしてやらせていただいております。

また他には、紫色の4件。こちらは、宿泊施設になります。(円グラフから)飛び出している2つの色が、我々にとって新しい用途のものになります。1つは物流倉庫、もう1つは太陽光設備になります。

右下をご覧いただきますと、33件をエリア別に見ていただいているものになります。青色10件が関東圏、茶色の6件が北海道圏、緑色の9件が九州圏、紫色の8件が関西圏となっております。引き続き、我々の国内4拠点の札幌・東京・大阪・福岡を中心に、バランスのよい販売用不動産を持てていると思っています。

香港・シンガポール・北京等の海外投資家との取引増加!

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12ページ以降は先ほどお伝えしたところでございますので、16ページの「香港・シンガポール・北京等の海外投資家との取引増加!」をご覧いただきたいと思います。

左の写真は、引き続き取締役副社長の長谷川が社長を務めている、我々の100パーセント子会社B-LOT SINGAPORE。こちらで、シンガポールを中心とした海外の方に、日本の不動産への投資を促しているところでございます。販売会等を、シンガポールでやらせていただいております。

真ん中には、現地視察。北海道インベストメントツアーの記載がございます。今年(2018年)の春、北海道庁のご協力・ご支援等もあって、投資家さまをシンガポールから北海道にご案内しております。札幌・ニセコ等の非常に人気の高いところから、道東といったエリアにも投資家の方々とご一緒して、北海道庁の方ともご一緒して、投資を促したことをやらせていただいております。

そのような効果もあり、右に写真がございますが、「販売完了! Sold out!」と書いてございます。右上の写真は、我々が開発いたしました、北海道ニセコ町にございますホテルコンドミニアムでございます。販売が完了していなかった区分7戸につきまして、3月に海外の投資家さまに買っていただいて、このプロジェクトは終了しております。

福岡支社、少数精鋭。時流をつかみ、物件取得大躍進!

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次のページに進めさせていただきます。「福岡支社、少数精鋭。時流をつかみ、物件取得大躍進!」というページでございます。このページと次のページは、福岡について少しお話をさせていただきます。先ほどは北海道でしたが、今度は福岡のお話でございます。

福岡でございますが、市内は150万人の人口……福岡商圏で言うと、おそらく250万人ぐらいはいると思います。言わずもがな、日本でも有数の大きな都市だと思っております。

このページの下に「Fukuoka Facts」と書いてございますが、国際空港から都心へのアクセス時間・都市ポテンシャルランク・外国航路乗船人員数・在留外国人の増加率・国際会議開催数等のすべてで1位など、データを見ても、福岡の強さがおわかりいただけると思っております。

他方、我々は、実は福岡で仕事をやっていると、非常に難しいと思っています。そう申しますのも、このページの上に地図がございますが、福岡で有名な商圏である天神を中心とした非常に狭いエリアに、すべての機能が密集していると思っております。

具体的に言いますと、中央区・博多区。ここであったら、人も非常に密集しているし、東京やそれ以外の大都市の投資家の方はもちろん、海外の方でも、福岡市中央区・博多区には「物件をぜひ買いたい」という方が多いと思っております。しかも、あえて言いますと、この狭いエリアに大変優秀なプレイヤーが群雄割拠している状況でございまして、一部の不動産は、正直東京並みだと思っております。

そのような中、我々は2013年に福岡支社を作って以来、福岡で活動してまいりました。(2018年)3月に取締役に就任しました福岡支社長の江崎は、もともと福岡出身で、開発を得意としております。江崎を中心に地道な活動をしていっておりまして、現在はかなり多数のプロジェクトに取り組ませていただいております。

地図でご覧いただきますと、真ん中の天神から東側に冷泉町がございまして、ここではホテルの開発を手がけ始めております。さらに東をご覧いただきますと、福岡空港の近くに一棟事務所ビルを再生しております。

逆に西側をご覧いただきますと、六本松・今川・地行。この3ヶ所は、いずれもマンションを造っております。さらに、もう少し西をご覧いただきますと、土地も取得しております。

この中で、六本松につきましては、九州大学キャンパス跡地の再開発が行われておりまして、昨年(2017年)全国で路線価伸び率でナンバーワンになった、大変注目されているエリア。ここに秋にマンションを竣工するわけでございまして、大変期待しております。

福岡での我々の業務展開は、全国でもやっていることは同じなのですが、典型的なものとなっております。例えば、マンションを造ります。どなたか、投資家に買っていただくことになります。それで、プロジェクトとしては終わりかもしれません。ただ、我々としては、そのマンションを買っていただいた方から管理をいただいて、長くその物件・お客さまとお付き合いをしていきたいと思っております。

その管理を通じて、お客さまの資産の価値の維持・向上を図っていくと同時に、エリアの資産の価値の維持・向上も図っていきたいと思っております。具体的に言うと、現地の方とも仲良くするということでございます。

ここは本当に福岡支社、あるいはビーロットの強さだと思っておりまして、現場で現地の方とも親しくなってしまって、結果として仕事が仕事を呼ぶ展開になっております。このような活動を続けていきたいと思っております。福岡の取り組みを中心に、典型的なものとして、「ビーロットって、こうやっているんだ」ということをご理解いただければありがたいと存じます。

Ⅱ-2. 不動産コンサルティング事業

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それでは、ページは少し飛んで、19ページ目の「Ⅱ-2.不動産コンサルティング事業」になります。こちらをご覧いただきたいと思います。我々の2つ目の事業セグメントでございます。主な事業は、不動産の売買の仲介、あるいは新築分譲マンションの販売代理になります。

このセグメントでの売上高は、1.1パーセント下がって6億3,300万円。セグメント利益は、12.7パーセント下がって1億9,400万円となっております。

左下の円グラフは、不動産売買仲介のエリア別の件数でございます。おかげさまで、売買仲介は大変堅調に推移していまして、下半期も積み上げを期待しているところでございます。他方、新築分譲マンションの販売代理については、下半期にさらに数字を追っ付けていただくことを企図していますが、昨今、大手の分譲デベロッパーさまも、人手不足が見受けられています。

そのため、子会社ライフステージにも、大手のデベロッパーさまからかなり熱い期待を寄せていただいていまして、これを我々の業績に結びつけていきたいなと思っている次第でございます。

このページの右にありますのが、「プレージア京都山科東野」というプロジェクトになります。ビーロットと子会社ライフステージが、連携してやっている事業になります。

このマンションでございますが、70戸の新築マンション、在阪の大手デベロッパーさまが造られたものでございます。しかし残念ながら、3分の1くらいが売れ残った状態となっていまして、この大手デベロッパーさまから「決算に向けて処理をしたい」……具体的に言うと、少しディスカウントして買わせていただくという話が進みまして、取得をさせていただきました。

取得をさせていただいた後は、ライフステージの販売力でファミリー層を中心に、1戸1戸丁寧に売却活動を行っています。ビーロットの資金力、ライフステージの販売力。この2つを兼ね備えて、初めてできる事業だなと思っています。

Ⅱ-3. 不動産マネジメント事業

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次のページに進めさせていただきます。20ページ目の「Ⅱ-3.不動産マネジメント事業」になります。我々の3つ目の事業セグメントです。

やっていることは、主にプロパティマネジメント、管理でございます。また、もう1つはアセットマネジメント、不動産の投資顧問。この2つがメインの事業となっています。

このセグメントの売上高は、10.3パーセント下がって4億700万円。セグメント利益は、25.9パーセント増えて2億7,400万円となっています。

この事業セグメントにおきましては、手数料収入で底積みとなっています。いきなり減っていったりもしないし、いきなり増えたりもしないところではございます。棒グラフを2つご用意させていただいていますとおり、おかげさまで、お客さまのニーズを右肩上がりで増やすことができています。過去3年半のテナント数・総面積ならびに受託棟数。こちらが着実に増えていまして、我々の安定収益になっています。

2つ目の事業セグメントの不動産コンサルティング事業、ならびにこの3つ目のセグメントの不動産マネジメント事業。この安定収益で、我々としてはできるだけ固定的な費用を賄っていき、1つ目の事業セグメントの不動産投資開発を、成長ドライブにしていく。このような展開が、我々の収益構造となっていると思っています。

サステナブルな企業へ!

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それでは21ページ目の、「サステナブルな企業へ!」というページにお進みいただきたいと思います。昨今の新しい取り組みのご紹介になります。

左上は「エネルギー」ということで、茨城県笠間市に太陽光発電所を取得しています。「いまさら太陽光?」とおっしゃる方も、いらっしゃると思います。太陽光につきましては、いろいろな開発プロジェクト等もございますが、我々は既存のものを取得しています。不動産の開発はやっていますが、太陽光発電の開発に関わるさまざまな複雑な事項には、私どもは慣れていませんので、既存の案件を取得しています。

そして、「今、既存の太陽光を買う人って、どのような人だろう」と言うと、2次的なニーズだと思っています。当初開発・取得した方は、例えば、大きな償却を一気に手にしたいような方だったと思いますが、今取得したい方は、安定収益を得たい方だと思っています。我々は、まさにそのような安定収益の資産を獲得する目的で、太陽光発電所を取得しています。今は今で、このような太陽光発電所の安定した収益を求める投資家さまもいらっしゃいます。そのような方を念頭に、取得したものになります。

左下は「ロジスティクス」です。大阪府の枚方市に、大型の倉庫を取得しています。我々としては、倉庫の取り組みは初めてでございます。ということは、まだ慣れていないということになります。そして、どうしたかと言うと、倉庫の管理に非常に長けた第一人者の方に、管理会社に入っていただきました。同業者さまではございますが、我々よりはるかに倉庫・物流に手慣れた方でいらっしゃいます。まずは、そのような方の管理を見習って、我々は勉強をさせていただいて、今後の物流倉庫の展開を増やしていきたいなと思っています。

おもしろいのが、真ん中の「アコモデーション」でございます。大阪市北区に、中津という場所がございます。梅田駅の隣でございます。隣ではあるのですが、あまり目立たない場所でございます。しかし、繰り返しになりますが、梅田駅まで1駅。そして、中津駅から徒歩2分のところに、築40年近いマンションではございますが、こちらを取得させていただきました。

大阪市内は特区がございますので、その特区を活かした合法の民泊をやらせていただいています。このマンションは、30戸近い部屋があるマンションなのですが、半分近く空いていた状況でございました。空いている部屋は、全部きれいにリニューアルいたしました。もちろん、共用部分もきれいにいたしました。そして、お住まいになっている方はそのままで、お住まいになっていなかった部屋については、民泊として春からスタートしています。

特区の民泊というと、宿泊は2泊以上の予約しか取れないとか、それなりのいろいろな制限がございます。それにもかかわらず、すでに非常に高い稼働をしています。当たり前ですが、やはり場所がすばらしいことが、この稼働率に結びついているのではないかなと思っています。

右上の「ヘルスケア・メディカル」。こちらは、もともと我々取得してきたものでございますので、この半期の新しい話ではございません。ただ、用途が広がっているというところで、ご紹介をさせていただきます。神奈川県鎌倉市に、有料老人ホームを持っています。

この有料老人ホームは、良くも悪くも、大変古いものでございます。50年近くでございます。50年なりの建物になっているというマイナス面もありますが、50年やっているということは、今ではおそらく造れないような、すばらしい場所にございます。こちらを今後どう活かしていくか、ただ今検討中でございます。

右下は「レジャースポーツ」。こちらは、この半年の新しい動きでございます。本年(2018年)4月にゴルフ運営、あるいは改修・設計を手がける、株式会社ティアンドケイという会社の株式の過半を取得させていただいています。ここで手始めにゴルフ場の再生、ゴルフ場の売買の仲介、あるいはゴルフ場の所有者に対して不動産の営業。このようなものをやっていきたいなと思っています。

Ⅲ-1. 会社概要 =2018年6月30日時点=

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次の資料からは、付属資料的なところになりますが、(本日のCONTENTSの)大きな3つ目の項目の、会社紹介になります。先ほど冒頭でお伝えいたしましたとおり、(2017年)12月から変わったところをご紹介させていただきます。

23ページ目の「Ⅲ-1.会社概要」というページをご覧いただきます。その中の「役員」というところです。

(2018年)3月の株主総会で、もともと4人の取締役・3人の監査役の会社でございましたが、監査等委員会設置会社に変更いたしまして、9人の取締役の会社となっています。新しい取締役として、外川・江崎・望月文恵。さらに、監査役だった岡本康裕には取締役(監査等委員)になってもらい、あと苧坂・岩本といったメンバーに、監査等委員になっていただいています。

また、「主要子会社」の中で、ビーロット・キャピタルリンク株式会社という会社を設立しています。こちらが、M&Aのコンサルティングを手掛けようとして、春に設立した会社でございます。

ビーロット・アセットマネジメント株式会社

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少しページを進めさせていただいて、ビーロット・アセットマネジメント株式会社のページがございます。(2018年)3月に代表者を変更いたしまして、ビーロットの執行役員も兼務しています岡島に、代表取締役社長に就任してもらっています。

株式会社ライフステージ

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次のページは、株式会社ライフステージでございます。こちらも(2018年)3月に、代表者を変更しています。執行役員であった寄勝統に、代表取締役社長に就任してもらっています。

株式会社ティアンドケイ

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その次のページは、株式会社ティアンドケイでございますが、代表取締役社長は従前から変更なく、川田太三でございます。

以上、会社の中で変化のあったところをご紹介させていただきました。資料に沿ってのご説明は、以上になります。

ちょっとまとめさせていただきますと、この半期、我々としては順調に推移してきたかなと思っています。他方、第3四半期・第4四半期に大きな物件売却が待っていますので、こちらをしっかりやって(いきます)。

そして、もう3回目か4回目か、同じ話になりますが、連結当期純利益の目標の14億1,400万円をしっかりやり遂げて、「さあ、どこまで上にいけるか」ということを、やっていきたいなと思っています。どうぞみなさま、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

説明は以上でございます。ありがとうございます。

記事提供:ログミーファイナンス

参考記事