マルコ、18年は前期比6.6倍の営業増益 構造改革で販管費が大幅改善

2018年5月15日に行われた、マルコ株式会社2018年3月期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:マルコ株式会社 代表取締役社長 岩本眞二 氏

2018年3月期ハイライト

岩本眞二氏(以下、岩本):マルコの岩本でございます。本日はよろしくお願いいたします。

それではさっそく、2018年3月期決算説明会をさせていただきます。

まずハイライトですけれども3つあります。

まず1つ目、3期ぶりに増収を達成いたしました。わずか前期比11.3パーセント増ではありますけれども、ずっと右肩下がりに下がっていた売上が、3期ぶりにV字回復になったということで、今後はもっと伸び率を上げて成長させていく所存ですけれども、前期に3期ぶりに増収を達成したということでございます。

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そして営業利益ですが、前期比6.6倍の大幅増益を達成いたしました。営業利益で9億円、利益率が6パーセント、赤字の企業でしたので、6パーセントのところまで利益率が回復してきたと。これを早期に10パーセント台にもっていきたいと思っております。

これを達成する前にやったのは、「Maruko Reborn Project」ということで、収益構造改革をいたしまして利益率を改善したわけでございます。

さっとおさらいいたします。

売上高推移

売上に関しましては15.1億円の大幅増収を達成しました。昨年度まで下がっていたのが回復したということでございます。

営業利益推移

次に原価率も改善いたしまして、販管費率も改善いたしました。これにより、6.6倍の営業利益、1億3,500万円の営業利益だったものが9億円に回復したということでございます。

営業利益率推移

営業利益率も当然ながら回復いたしまして、2期前までは4.5パーセントのマイナスが現在6パーセント、トータルで10パーセント以上の回復ということで、マルコの収益基盤が確固たるものになってきたということでございます。

連結損益計算書

ここは決算のトピックスでございますが、売上高11.3パーセントの増収で終わってますけれども、営業利益に関しましては564.6パーセント、6.6倍、経常利益も503.6パーセントという数字で決算を終えております。

集客力の強化

今後の重点施策の内容なんですけれども、いろんなメディアを使いまして、新規の顧客の獲得に成功いたしました。

過去2016年3月期と比べまして、約24倍の新規のお客さまの獲得に成功したということでございます。

商品・サービスの拡充①

そしてエンジェリーベを子会社化いたしました。

これは(2018年)3月にしたばかりですので、前期の収益等にはそれほど貢献していないんですけれども、今後これが非常に効果になっていくと思っております。

女性のライフステージに合わせまして、マルコの商品がウェディングドレスを着る時に非常に売れているんです。そのあと妊娠して出産されます。

その人が妊娠して、妊婦服を買って、そのあと出産されるとエンジェリーベでベビー服を買っていただいていると。

そのあと、出産したあとですので女性は必ず体型をもとに戻したくなります。そしてまたマルコに来ていただけますということで、こういう好循環が生まれるという仕組みをつくるために、エンジェリーベを子会社化したものでございます。

商品・サービスの拡充②

商品ラインナップ、今までは補正下着だけでしたけれども、去年からはいろいろな商品を販売いたしております。

コスメやサプリメント、エンジェリーベのマタニティウェアを販売していきますし、MISELという会社でブランドバッグのレンタルサービスを開始しております。それからm-fitというスポーツに特化した補正下着も販売して、拡大いたしております。

商品・サービスの拡充③

これが前期に発売いたしましたカーヴィシャスで、軽量化に成功しまして、補正下着の窮屈さを完全に取り除いて、さらに15パーセントの価格低減の実現に成功いたしました。

アクティブ顧客数推移

これにより新規の顧客が4,709名、アクティブの顧客数が増えております。

平均購入額推移

それから新商品、先ほどのように、コスメなどいろいろな商品を販売することに成功いたしましたので、年間の平均購入単価も上昇いたしております。

連結貸借対照表

これは公募増資により自己資本比率が上がったということでございます。

連結キャッシュフロー計算書

これも増資により、現金及び現金同等物が増えたということでございます。

2019年3月期ハイライト

今期、いよいよ「美の総合総社」、商社じゃなくて総社とわたくしどもは申しております。これはわたしがマルコに来た時にすでに、たぶん創業者が今現在亡くなっておられますけれども、残した夢だと思うんです。女性の美に関する事業を徹底的にやっていくということで、あちらこちらに「美の総合総社」という張り紙がしてありました。

それを今期から一気に進めていく。そのために「MAP2020」というのを計画いたしまして、Maruko Avenir ProjectのMAPという「MAP2020」なんですけれども、これにより「美の総合総社」に向かって突き進んでまいります。

新規出店30店舗、これは1年間で30店舗というところを目指している所存でございます。

MARUKO VISION

これが「美の総合総社」のイメージ図です。マルコビルというビルの中に、補正下着があり美容サロンがあり、ネイルサロンがあり、ウェディングコーナーというのがあるというのが「美の総合総社」でして、それを目指していくというのが「MAP2020」でございます。

体制変更

そのために今期、(2018年)10月1日を予定しておりますけれども、ホールディングス化をいたしまして、同じような美に関する会社を傘下に収めて、美のライフステージをずっと追いかけていく体制を、今回確立していこうということでございます。

2019年3月期業績予想

今期の収益予想ですけれども、売上も今期は29.4パーセント、営業利益に関しては55.5パーセント、経常利益も55.6パーセントの増収増益ということで計画しております。

2019年3月期業績見通し

営業利益・売上高ともにV字のかたちを示していることがおわかりいただけると思います。

重点施策:Promotion

ひょっとしたらご覧になった方もおられるかわかりませんけれども、関東でもプロモーション、TVCMをスタートいたしましたので、今期は8月ぐらいから次のCMを今計画したりしております。

そういうことで、新たな顧客の拡大に実行していくつもりでございます。

重点施策:Place

店舗数、毎年30店舗、お客さまがすぐに行けるところにマルコの「美のマルコプラザ」というのが社員たち言ってますけれども、補正下着だけではなく、美に関するもの、ヘアサロンからネイルサロンからウェディングも、そういうのを含めてやっていこうと思っております。

重点施策:Product

マルコで体型補正されて、スタイルがきれいになったものを見せたいという欲求があるということで、「ヒップアップパンツ」というのをこの(2018年)6月から販売いたします。

新たな領域をMRKホールディングスとして傘下に収めて、女性の美を守っていくというグループ群、「美の総合総社」というのを目指していく所存でございます。

以上でございます。ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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