6月は、新緑やあじさいが美しい季節。カメラを片手に、大阪の自然を見に行きたいと考えている方もいるでしょう。

一方で、関西では6月に梅雨入りすることが多いため、屋外にいるとせっかくの旅行なのに雨でびしょ濡れになってしまうことも。

そこで今回は、季節ならではの風景を堪能できる観光スポットと、雨が降っていても屋内で遊びまわれるテーマパークの両方を紹介します!

【6月の大阪旅行】勝尾寺

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勝尾寺(かつおじ)は、奈良時代末期に開山したと伝わり、約1300年もの歴史があるお寺です。

80000坪もある広大な境内には季節の草花が植えられているほか、重厚感のある建物や、ダルマをゴロゴロと納めている「勝ちダルマ奉納棚」など、見どころがたくさんあります。

6月以降は新緑が美しいのはもちろん、6月上旬~7月中旬にかけては3600株ものあじさいが見ごろを迎えます。

なかには、珍種とされるカシワバアジサイもありますよ。斜面を覆うように群生するあじさいをじっくりと眺めながら、梅雨の訪れを感じてみてください。

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【6月の大阪旅行】久安寺

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久安寺(きゅうあんじ)は、725年に行基菩薩が開いた、古いお寺です。安土桃山時代には、豊臣秀吉も参拝しました。

6月の久安寺の見どころは、カラフルなあじさい。6月中旬からは境内のほぼ中央にある具足池で、水色・青・紫・ピンクのあじさいの花を一面にプカプカと浮かべた、「あじさいうかべ」も行います。

ほかにも、ハナショウブ、キンシバイ、ナツツバキなど、季節の花が境内のあちこちで咲き乱れます。カメラを片手に、ぜひ訪れてみてください。

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【6月の大阪旅行】箕面公園・箕面大滝

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箕面公園(みのおこうえん)は、明治の森箕面国定公園の一角に位置する自然公園。大阪市内から約30分でアクセスできるため、旅行プランに組み込みやすいのが魅力です。

園内には至る所に紅葉の木が植えられており、6月は新緑を堪能できますよ。

箕面公園の入り口から数十分ほど奥に進んだ場所には、落差約33メートルの箕面大滝(みのおおおたき)があります。岸壁を大量の水が流れ落ちる様子はとてもダイナミックで、大阪の名勝を巡ってみたい方におすすめです。

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【6月の大阪旅行】空庭温泉 OSAKA BAY TOWER

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空庭温泉は、関西最大級の温泉型テーマパーク!建物内に時代劇のような街並みを再現し、温泉や食事、縁日を楽しめるようになっています。

温泉は、地下1000メートルから汲み上げている弱アルカリ性の天然温泉を使用。源泉風呂や炭酸風呂、露天風呂など、全9種類のお風呂を利用できます。

サウナと水風呂を備えているのも、嬉しいポイント。縁日では射的や金魚すくいもでき、屋外で雨が降っていても1日中楽しめるスポットです。

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【6月の大阪旅行】レゴランド(R)・ディスカバリー・センター大阪

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レゴランド(R)・ディスカバリー・センター大阪は、子ども連れの方におすすめのテーマパークです。

パーク内では、レーザー銃を使ったシューティグゲームや大画面でのレゴの工場見学、VR体験など、11種類のアトラクションで遊べます。

アトラクションは全て建物内のため、梅雨入りして雨が降りやすい6月でも思いっきり楽しめますよ。

レゴランド(R)・ディスカバリー・センター大阪のすぐ近くには海遊館もあるため、セットで訪れるのもおすすめです。

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【6月の大阪旅行】屋内でも屋外でも楽しめる!

今回は、6月の大阪旅行でおすすめの観光スポットを紹介しました。関西の新緑やあじさいと聞いたら京都を思い浮かべやすいのですが、大阪でもいたるところに名所があります。

また、雨が降っていても思い切り楽しめる、屋内型のテーマパークが充実しているのも大阪の魅力です。本記事を参考に、より充実した大阪旅行を計画してみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子