注文住宅の負担2. ランニングコストがかかる
「税金や保険、マイホームの維持費用がかかることで、賃貸に住んでいるときよりも負担が増えて結構大変です」とご夫婦は言います。
注文住宅では、光熱費以外にも以下のようなランニングコストがかかります。
- 税金(固定資産税・都市計画税)
- 住宅ローンの返済
- メンテナンス費用
- 保険(火災保険・地震保険など)
新築して間もない場合は、メンテナンスの機会は少ないかもしれません。
しかし、外壁や屋根は10年程度でメンテナンスが必要となり、メンテナンス費用が100万円前後かかるケースもあります。
多額の費用をいきなり準備するのは難しいため、毎月計画的に積み立てておくことがおすすめです。
注文住宅の負担3. トラブルの対応が必要
「賃貸マンションのときは、家に不具合が発生しても、大家さんもしくは管理会社に相談したらすぐに対処してもらえました。
しかし、マイホームに住んでいる今は、何かトラブルがあっても自力で解決しなければなりません。
実際に先日、浴室の水トラブルでてんやわんやしました。マイホームを維持するのも大変だと、あらためて実感しました」とご夫婦は言います。
注文住宅は賃貸とは異なり、何かトラブルがあっても自分で解決する必要があります。不安な人は、施工会社の保証期間やアフターメンテナンスの内容を確認しておきましょう。
不具合が保証期間内に発生したら、施工会社が無償で対応してくれるケースもあります。また、不具合が発生する前に、定期的に建物の点検や調査を依頼しておくことも大切です。