新年度を迎え、新しい生活をスタートさせた方も多いと思います。

なかには住み慣れた土地を離れ、全く知らない場所で生活する決断をした人もいるのではないでしょうか。

知らない場所を訪れると、街並み・食べ物・言葉などの全てが新鮮に感じられますよね。

転居先が今まで住んでいた場所から遠ければ遠いほど、別世界に来たような気分になります。

そこで今回は、関西の方に焦点を当て、共通語に変換が難しい7つ言葉を紹介します。

出所:LIMO編集部作成

慣れない新生活の息抜きに、ぜひ読んでみてくださいね。

関西弁1. (指を)つめる

まず紹介するのは、「つめる」。

「つめる」にも様々な使い方がありますが、ここでは「指をつめる」のことを指します。

関西出身だと、子どものころ保護者や先生に「扉に指つめんよう気ぃつけや」と言われた経験があり、「指をつめる」は聞き慣れたフレーズであると思います。

しかし関西以外だと、「指をつめる」はヤクザ言葉のように聞こえるとの声も。

「指をつめる」と共通語で言いたいときは、「指を挟む」と表現するのがよいでしょう。

関西弁2. (髪を)くくる

Jan Cieplik/shutterstock.com

続いて紹介するのが、髪形を整えるときに使う「くくる」。

共通語だと、「髪を結ぶ」「髪をしばる」などと言うことが多いです。

「くくる」には、「バラバラになっているものを紐や縄などでまとめて縛る」という意味が含まれているので、「髪をくくる」という表現にもあまり違和感がないように感じられます。

引っ越し先で「髪をくくる」と言ったら周りから聞き返され、関西ならではの表現だと気づいた人もいるようですよ。