【注文住宅の後悔ポイント1. 】玄関
愛知県で注文住宅を建てた30代夫婦が、玄関で後悔したことを紹介します。
玄関を広くすれば良かった
「玄関が狭かったです。家族や来客の機会が多いので、玄関を広くしたつもりでしたが、いざ住んでみるともう少し玄関を広くすれば良かったと後悔しました」とご夫婦は言います。
玄関が狭いと靴の脱ぎ履きなどで混雑しやすくなります。
玄関の最適な広さは家族構成などにもよりますが、2畳〜3畳を目安にすると良いでしょう。
玄関を広くしすぎると部屋が狭くなるなど、間取りのバランスが難しいため、設計士と相談しながら決めましょう。
玄関収納の動線が悪かった
「玄関の靴箱にある靴を取るには、靴を履いて取りに行かなければならない距離だったことに、図面だけでは気づきませんでした。靴箱まで靴を履かずに行けるようにすれば良かったです」とご夫婦は言います。
玄関の収納を決める際は、収納するものと収納量、収納を置く位置を考えて決めることが重要です。
また、靴箱を設置するかシューズクロークを作るかなどで迷う人も多いでしょう。
住宅展示場などでさまざまな間取りや収納を見て、実際に生活した動線をイメージしてプランを考えましょう。
【注文住宅の後悔ポイント2. 】デザイン
続いて、注文住宅を建てたご夫婦がデザインで後悔したことを紹介します。
室内扉のデザインにこだわるべきであった
「部屋の扉のデザインをもっと丁寧に選ぶべきでした。機能は良いけどデザインがチープに見えます」とご夫婦は言います。
国土交通省が2022年3月に発表した「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅取得世帯が注文住宅を建てる決め手となった設備については「高気密・高断熱住宅だから」が最も多く、次に多いのは「住宅のデザインが気に入ったから」という結果でした。
注文住宅を建てる世帯は、住宅の機能性とデザイン性を重視する人が多いことがわかります。
建材や設備などを選ぶ際は、パーツごとにデザインを選ぶのではなく、全体の統一感やコンセプトを決めてデザインを決めていくと良いでしょう。
クロスが白系統の色ばかりになってしまった
「家をシンプルにしようとするあまり、壁のクロスに白系統の色ばかり選んでしまいました。
白色が思ったよりも明るくてまぶしいくらいの色だったので、アイボリーのような色にすれば良かったと思います」とご夫婦は言います。
クロスを選ぶ際は、小さなカットサンプルではなく大きいサンプルを取り寄せて、実際に壁にあてて確認してみるのがおすすめです。
白にもたくさんの種類があるため、照明や太陽の日差しなども考慮して明るすぎない色から選ぶと良いでしょう。