カラフルな春の植物が園芸店に並ぶ時期になりました。色とりどりの可憐な花々に加え、迫力のある「枝もの」も見逃せません。

枝ものは文字どおり、低木や高木など葉や花が枝についた状態で販売されている植物のこと。枝ごと飾るので、ボリュームがあって存在感が抜群です。

そこで今回は春らしいインテリアにおすすめの、お洒落な枝ものを紹介します。さっそくみていきましょう。

枝ものをお洒落に飾るコツ

生花とは違った雰囲気が楽しめる枝もの。大きめの花瓶で枝ものならではの迫力を室内で堪能しましょう。1~2本程度飾っても素敵ですが、種類よっては複数本生けてボリュームを出して飾ってみるのもオススメです。

花瓶は縦長で大きいものを選ぶとお洒落な雰囲気になりますが、飾る枝ものとサイズが合うことが条件です。バランスが悪いと、転倒して花瓶が割れる可能性があるので、ある程度直径があり、水の重さで安定して置けるものの方が安心です。

花瓶は透明のものを選ぶと大きくても圧迫感が少なくなります。逆に存在感を出したいときは、個性的な焼き物を選んでみるのもよいでしょう。

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枝ものを長く楽しむコツ

枝ものをカットするときは必ず剪定バサミを使用します。通常のハサミとは切れ味が異なるので簡単に枝を切ることができます。

枝は斜めにカットし、切り口の断面積を広げておきましょう。切り口付近の樹皮も少し剥がしておくと植物が水を吸い上げやすくなります。縦に切れ込みを入れるのも効果的です。

花瓶の水は定期的に交換し、室内の極端に暖かいところは避けて飾ります。エアコンの風にも当てないようにしましょう。