から揚げを腹いっぱい食べたい。

筆者が子供のころ、母が気遣って「から揚げは1日2個まで」という不条理な家庭ルールが設けられていました。そのせいで食べ盛りの中学生の頃、バリバリ反抗期になってしまったことが。

その反動か、から揚げを口いっぱい頬張るのがいつしか夢に…。健康のことなんて考えず、腹いっぱい限界までおいしく食べられる店はないものかと。

そんな矢先、味噌カツやエビフライが有名な「名古屋」にデカ盛りのから揚げ店があるという情報をキャッチ。筆者にとっては初めて踏み入れる東海の地にビクビクしながら向かうことに。

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1. 大食い猛者達の胃袋を満たしてきた「洋食工房パセリ」

出所:筆者撮影

名古屋市天白区。地下鉄鶴舞線「塩釜口駅」2番出口を出て目の前にあるのが洋食工房パセリ(以下、パセリ)。創業30年以上で、トンカツやから揚げなど揚げ物メインの定食屋です。

学生街という地域柄、多くのハラペコ学生を魅了してきたようで。「爆食」という造語は、パセリの常連だった名城大の柔道部員が考えたという説があるんだとか…。いつの間にか「名古屋デカ盛りの聖地」と呼ばれ、県外からも大食い自慢が集まります。

イヤでも目に止まる「気をつけろ!女心と体脂肪」のフレーズ。確かにそうだよなと納得しつつも入店です。