野村総合研究所が2023年3月1日に公表した「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」によると、日本の富裕層・超富裕層の世帯数は2005年以降で最多となりました。
平均年収はここ30年変わらないと言われていますが、実は富裕層の人口は徐々に増加しているのです。
そんな富裕層に対して、高層階に住んでいる姿をイメージする人も多いでしょう。
この記事では、富裕層がなぜ超高層階マンションを選ぶのか、その魅力と知られざる落とし穴について解説していきます。
※今回ご紹介する特徴は、必ずしも全ての超高層階マンションに当てはまるわけではございません。
富裕層が超高層階マンションを選ぶ5つの魅力とは?
富裕層が超高層階マンションを選ぶ5つの魅力を紹介します。
1. 眺望が良い
超高層階マンションの高層階から見える景色は格別で、超高層階マンションにおける1番の魅力といっても過言ではありません。
高層階では外からの視線を感じないため、開放感があり、夜景を楽しみながら晩酌をしたり家族と過ごしたりと、他では味わえない暮らしができるでしょう。
そして、そのような富裕層が住むイメージが強い超高層階マンションに住めることが、一つのステータスにつながるため、富裕層は超高層階マンションを選ぶと考えられます。
2. 立地が良い
超高層階マンションは、比較的良い立地に建てられる傾向があります。
国土交通省が2022年3月に発表した「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、分譲マンション取得世帯が分譲マンションを選んだ上位の理由は、「住宅の立地環境が良かったから」「新築住宅だから」でした。
立地が良いマンションは人気があり、購入価格も高くなるため、富裕層が購入するケースが多くなるのです。