退職金の相場金額は勤続年数によって異なる
退職金がどれくらいもらえるか、その平均相場金額は、勤続年数や退職理由によって異なります。
経団連の「2021年9月度退職金・年金に対する実態調査結果」によると、勤続年数ごとの大卒者の平均的な退職金は下表のとおりです。
勤続年数が長いほど、退職金の金額は高くなっているのがわかります。
30年で1649万1000円、35年で2085万8000円となりました。
また、厚生労働省の「就労条件総合調査(2018年)」によると、退職理由ごとの退職金の平均金額は、下表のとおりです。(※勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)
定年退職の平均は1983万円となっています。
企業は希望退職に対し、退職金を上乗せするのが一般的です。よって会社都合や早期優遇の場合の退職金が高額になっています。