改造オーブンの秘密に迫る
今回話題になった改造オーブンには、内外にアルミホイルが使われているそう。アルミホイルには輻射熱(電磁波によって伝わる熱)を反射する働きがあるため、熱を逃がさず、温度を上昇させることができます。
オーブンに元々付いていた熱制御系は最高温度が250℃になるようコントロールしてしまうため、無効化した上でArduino(偶然にもピザの本場イタリア発)というマイコンを使って、新たに制御しているそうです。
@SteveKasuya2さんはマイコンに関して「まったくの素人」だったそうで、熱電対温度センサーの繋ぎ方やプログラミングが分からず苦労したとのこと。
また、内部が高温になりすぎて電気回路のはんだが溶けてしまうという問題があり、断熱等に関しても工夫が必要だったそうです。ちなみにですが、製作期間は約1か月だったといいます。
市販の安いオーブン改造して、徹底的に断熱して中に石も敷いて蓄熱性を高めたら、600℃ぐらいまで昇温しました。
— Steve Kasuya (@SteveKasuya2) February 10, 2023
これでピザ焼いたら、90秒でお店で出てくるようなピザが焼き上がりました😀🍕 pic.twitter.com/rpvZEXdGKW