テレビ以外の機器も対象になる

ここでいう受信設備とは主にテレビのことを指しますが、受信契約の対象はテレビだけではありません。

NHKの放送が受信できる機器であれば、テレビ以外にも携帯電話(ワンセグ)やスマートフォン、パソコンやカーナビなども対象となる可能性があります。

反対に、テレビを持っていても放送を受信していない場合や、機器が壊れている場合などは受信契約を結ぶ必要はありません。

NHKの受信契約は1世帯につき1契約です。

複数台のテレビやそれ以外の機器を持っている場合でも、1つの受信契約で済みます。

受信料が免除される人

NHKでは、受信料が免除される人として、以下のように定めています。

【全額免除】

  • 公的扶助受給者
  • 市町民税非課税の身体障害者
  • 市町民税非課税の知的障害者
  • 市長印税非課税の精神障害者
  • 社会福祉施設等入居者
  • 奨学金受給対象等の別住居の学生


【半額免除】

  • 視覚・聴覚障害者
  • 重度の身体障害者
  • 重度の知的障害者
  • 重度の精神障害者
  • 重度の戦傷病者


上記に該当する場合に、申請を行うことによって免除の手続きが可能になります。

また、大規模な自然災害などの発生にともなって免除になるケースもあります。