つみたてNSIAでの運用の効果やポイント
つみたてNSIAでの運用の効果をグラフで見てみましょう。
一般に運用をする場合、右肩上がりが見込めるものが良いと思います(青線)が、積立を利用する場合は(オレンジ線)の運用が良いといえます。
一括で1年目の1月に40万円分の投資信託を購入し、運用を始めたとしましょう。
2年目の8月には、100が120になっているので、1.2倍の48万円になります。
一括で運用する場合は、このように安定的に運用する方が安心できると思います。
しかし、つみたては運用方法が違います。
つみたてで運用する場合、上がったり下がったりして、ある程度価格変動がある方が良いのです。
例として、1年目の1月から毎月2万円で、2年目の8月まで、つみたてをしたとします(オレンジ色)。
つみたてをしていても、投資信託の基準価額という値段が下がると不安になるかもしれませんが、つみたては安くなった時に多く買えるメリットがあります。
安くなった時に多く買えるので、運用を続けていけば2年目の8月には、56万5000円になります。
しかも、つみたてNISAなので運用益には税金がかかりません。
つみたてのメリットは、運用時期を考えなくても自動的に買い付けをしてくれるので、ほったらかしで良いという点です。
商品さえ選べば、値段(基準価額)を気にせず、買い付けをしてくれます。
つみたてにあっている商品は、ある程度の価額変動があるものですが、成長している運用で上昇が期待できるものです。
今だと、海外の株式などがあっているでしょう。
ほったらかし投資ができる「つみたてNISAのポイント」は以下のとおりです。
- 成長しているモノや国で運用(最終的に上がらないと利益は出ません)
- 価額変動があること
- 長く続けること(価額が下がってもやめないこと)
- 無理のない金額ですること