4. 第3号被保険者の方だけ優遇されているのか

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第3号被保険者の方は、個人として国民年金保険料を払っていないので、不平等ではないかとも思われることもあります。

しかし、保険料は配偶者が加入している厚生年金や共済年金などが、保険料や掛け金の一部を基礎年金拠出金として毎年負担しています。

以前の日本では、夫が働きに出て妻が専業主婦で家を守るという風潮がありました。

現在では共働き世帯が増え、段々と変わっています。

世帯としての収入が減って、配偶者も収入を増やすために社会保険に加入し、第2号被保険者になっている方も増えています。

一方で子育てや介護をしなくてはいけない場合や、障がいがあり働きたくても働けない方もいらっしゃいます。