注文住宅で必要なかったもの4選
まずは、40代夫婦が注文住宅で「実は要らなかった」ものとして挙げられた4選を紹介します。
1. アプローチの階段
「駐車場から玄関に上がるまでは3段の階段があるのですが、将来を考えて最初からバリアフリーで建築すれば良かった」とご夫婦は言います。
2020年2月に国土交通省が発表した「平成30年住生活総合調査」によると、住宅を評価するうえでの個別要素ごとの不満率を調べたところ、「高齢者への配慮(段差がないなど)」が47.2%と最も高い結果でした。
新築の注文住宅を建てて住む方は、何十年も住み続けることが多いため、高齢時の使い勝手も設計の段階で考えておくと良いでしょう。
2. 3階建て
「土地価格が高騰しているので3階建てを建てたのですが、正直平屋で十分でした。階段を毎日上り下りすることがストレスになってきました」とご夫婦は言います。
3階建ては土地の購入費用が抑えられるため、土地価格が高い都市部に多く建てられます。
しかし、生活するうえで階段の上り下りが多くて、ご夫婦のようにストレスを感じる方もいるでしょう。
3階建てにしたくない場合は、土地価格が安いエリアで平屋や2階建てを建てるなども検討しましょう。