「平均年収400万円」は30年前と変わらず。年収400万円世帯が今から始めたい5つの貯蓄習慣

年収400万円の貯蓄事情とは？

年収400万円台でも貯蓄はできるのか、その実態について見ていきましょう。

年収400万円の手取り額は約26万円

年収400万円から、実際に手元に残る手取り金額を計算してみます。

年収400万円の手取り額は年間で約320万円です。月々にすると約26万円が手取り収入となります。

毎月の支出は約24万円～25万円

総務省の家計調査（2021年度）における、年収400万円（二人以上世帯）の毎月の支出も見ていきます。

年収400万円の人の、毎月の支出額の平均は約24万円です。

全体の平均と比較すると、教育費の支出が低くなっています。子どもがいる世帯では、子どもの成長に伴って教育費の負担が増加するため、将来に向け準備しておくことが重要です。

貯蓄額の中央値は300万円

金融中央広報委員会の「家計の金融行動に関する世論調査2021年」によると、年収400万円台世帯の金融資産保有額平均は1151万円、中央値で300万円です。

年収400万円の人で、堅実に貯蓄を進めている人は少なくありません。