関西弁1. 一人称の「ワイ」「ワテ」

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一人称の「ワイ」「ワテ」は、本場の関西ではあまり使われていません。

若い人はほとんど自分のことを「ワイ」「ワテ」とは言いませんし、年配の方のなかに使う方がちらほらいる程度です。

もちろん関西でも意味は通じますが、「その靴ワイも欲しいな」「ワテはこの歌手が好き!」のような会話に登場すると、少しおかしな言い回しに聞こえることがあります。

「ワイ」や「ワテ」といった一人称は、現在ではネット用語のような形で頻繁に目にするため、本場の関西人も使っているのではと勘違いされているのかもしれませんね。

関西弁の一人称は「俺」「私」「あたし」「うち」などが主に使われており、標準語とあまり差がないことを覚えておきましょう。