ロスジェネ世代の特徴

40歳代を迎えている就職氷河期世代(ロスジェネ世代)は、他の世代にはない特徴を持っているといわれています。どのような特徴があるのでしょうか。

仕事への姿勢は前向きで忠実

雇用環境は厳しく、激しい競争に対面してきたロスジェネ世代は、仕事に対する姿勢がとても前向きで実直であるといわれています。

個人差はありますが、勝ち残っていくためには自己成長が必須条件であることを理解している人が多く、また指示や命令に対してとても忠実な世代です。

優秀な人材が豊富

厳しい雇用環境の中で内定を勝ち取った人や、希望する企業に入社できずとも、そこで入社した中小企業を成長させる礎を作り上げた人など、ロスジェネ世代は反骨精神のある優秀な人材が多いのも特徴です。

転職市場においても、厳しい就職氷河期を乗り越えたロスジェネ世代に対する評価は高く、採用担当者の印象も良いといわれています。

将来に対する不安が強く、結婚や出産には後ろ向き

社会人の入口ともいえる就職活動で苦境に対面したロスジェネ世代は、将来を不安視する悲観的な考えを持っている人が多い傾向があります。

また、正規雇用に就けなかった人も多いという点もあり、結婚や出産に対して後ろ向きな人が増えはじめたのもロスジェネ世代以降といわれています。