2023年の税制改正における主要項目として、NISA(少額投資非課税制度)の年間投資枠の拡大が議論されています。

これが実現すれば、資産形成の手段としてNISAの注目度はより高くなっていくことでしょう。

これからつみたてNISAを始めようと考えている人は、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の違いがよく分からないという人も少なくありません。

この記事では、インデックスとアクティブの違いやそれぞれの特徴、それぞれが向いている人について解説します。

「つみたてNISA」インデックスファンドとアクティブファンドの違い

つみたてNISAでは、インデックスファンドが良いといわれることが多いです。

ただ、インデックスファンドとアクティブファンドは、自身の資産をどのように運用したいか、その運用の目標や考え方に従って選択するものです。

まずはインデックスファンドとアクティブファンドの違いについて見ていきましょう。

つみたてNISAでは自身の意向に合った商品を選択する

つみたてNISAとは、2018年1月から開始された、少額から投資信託が始められる、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のことです。

始めるためには金融機関に口座を開設し、自身の意向(投資戦略など)に見合った銘柄を自身で選択しなければなりません。

運用目的や組み入れ銘柄が違う

インデックスとアクティブの明らかな違いは、その運用目的や組み入れ銘柄にあります。

一般的に、インデックスファンドよりもアクティブファンドの方が、リスク(リターンのふれ幅)が大きいとされています。

銘柄を選択する際には、そのファンドの特徴を把握し、自分の意向に合った商品を選択することが重要です。