住宅購入の土地選びで後悔したことは?

30代夫婦の奥さまに、住宅購入の土地選びで後悔したことをうかがいました。

今回体験談をお話いただいた方

  • 家族構成(30代夫婦と3歳のお子さん1人の3人家族)
  • 3年前に一戸建てを購入
  • 住宅購入の決め手は、「間取りが良くて物件価格が安かったところ」

1. ごみ出しのルールが思っていたよりも厳しかった

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「ごみ出しのルールが、思っていたよりも厳格でした。具体的には、ごみ袋に名前を書かないといけなかったり、ごみ当番はごみ収集車を見送らないといけなかったりと細かくルールが決められていました。

名前を書くと、そのごみ袋を出した家庭が特定できてしまいます。子どもが女の子なので、なんとなく名前を書くのに不安を感じてしまいます。

また、ごみ当番の時にごみ収集車の到着が遅くなり、会社に遅刻してしまいそうな経験が何度もありました。」


このように、自治体や市町村によってはごみ出しのルールが細かく定められていることがあります。土地選びの際に、確認しておくと良いでしょう。

2. 前面道路が狭い

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「前面道路が狭かったです。土地選びの際にはそこまで気になりませんでした。しかし、いざ住んでみると車両の通行がしづらくて、ストレスを感じます。

緊急車両も通りづらそうで、万が一何かあった際に緊急車両の到着が遅れないかと、少し不安を感じてしまいます。」

前面道路が狭いと、交通事故の危険性も高くなります。

内閣府の「特集 「道路交通安全政策の新展開」―第11次交通安全基本計画による対策―」によると、自宅から500メートル以内で交通死亡事故や重傷事故となる割合が、全年齢で半数近くも占めています。未就学児においては、なんと約6割も占めているのです。

交通事故に巻き込まれないためにも、前面道路や周辺道路の安全面をチェックしておきましょう。