2. オリーブの木の育て方は?

オリーブの木は、ホームセンターや苗を扱っている比較的規模の大きい園芸ショップで手に入ります。オリーブは人気の観葉植物なので、今の時期は苗が小さいものから大きいものまで、予算に応じて購入することができます。

おしゃれな鉢を選んで観葉植物として育てれば、お部屋やベランダでも楽しむことができます。

オリーブの木の植え替え

オリーブの植え替えの適期は3~4月。購入した苗木より、ひと回り大きい鉢に植え替えましょう。

オリーブは土を選びません。水もちがよければ、市販の培養土で大丈夫です。自分で配合する場合は赤玉土と腐葉土を7対3あるいは8対2程度に混ぜたものを使います。

配合が面倒な場合や土にこだわりたい人は、オリーブ専用の土も販売されているので、このような土を使うと便利でいいですね。オリーブに必要な肥料や栄養素が含まれているので元気に育つ可能性が高くなります。

土が準備できたら、さっそく植え替えましょう。鉢内の通気性をよくするため、あらかじめ鉢底石を入れるのを忘れずに。植え付け後はたっぷり水をあげましょう。

オリーブの木は観葉植物として育てる人が多いので、1メートル以上のサイズも出回っています。

しっかりとしたプラスチック製の鉢に植えてある場合はすぐに植え替えなくても大丈夫です。しばらくは様子を見ながら育ててみてください。

鉢の見た目が気になる人はオシャレな鉢カバーを利用するのもいいでしょう。

オリーブは生育が旺盛です。2、3年に一度が植え替えの目安と覚えておきましょう。

オリーブの木の水やり

オリーブの水やりはそんなに難しくありません。鉢植えの場合、土が乾燥したら水をたっぷりあげるようします。

水が切れると、葉に異変がおこりますので注意深く観察しておけば、水切れのサインを見逃さずにすみます。

葉が下向きに垂れ下がってきたり、葉が乾燥して縁から丸まってくると水が足りないサイン。進行すると変色し、最後には葉を落とします。果実ができている場合は、実にシワがよったりします。

どの植物もそうですが、水切れを起こすと株に相当なダメージが加わります。かといって、水切れが心配で水をやりすぎると根腐れを起こします。

春や夏などに屋外で管理する場合は特に水切れを起こしやすいので、水の管理には気をつけます。

冬は春や夏ほど頻繁にあげる必要はありません。土が乾いたらあげるようにして、様子を見ながら水やりをおこないましょう。