物の値上げに、突然の猛暑到来。食費や光熱費が上がることにより、これまで以上に世帯年収について考える機会が増えたのではないでしょうか。

少し前の調査にはなりますが、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査」によると日本人の1世帯あたりの平均所得金額は552万円。

より実態に近い中央値は437万円です。

出所:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査」

現代の日本は年収400万円が「ふつうの家庭」と言えるでしょう。

一方で、「貯蓄から投資へ」と言われるように、特に老後資金については自身で準備する必要がある現代。

2022年度の年金は昨年度より0.4%減額されており、少子高齢化が進む中、年金への不安も拭えません。

そのような中、ふつうの世帯はいくら貯蓄やマイホームをもち、また夫婦の働き方はどうなっているのでしょうか。

今回は年収400万円台世帯の暮らしにフォーカスします。