2021年上半期にLIMOで配信した人気記事から、もう一度読み直したい!「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2021年2月6日)

老後の生活の支えとなる公的年金。みなさんはご自身がいくらくらいもらえるのか、ご存じでしょうか。

年度ごとに改定されている公的年金の支給額。2021年(令和3年)度は前年度と比較して0.1%程度、減る見通しとなっています。

賃金の低下が影響して、4年ぶりのマイナス改定となりました。

この年度から、賃金の変動率が物価変動率を下回って下落したとき、賃金との連動が徹底されるルールになりました。そこで、ほんのわずかですが、来年度の受給額が下がってしまったのです。

現在年金生活をしている方、そして、もうすぐ年金生活に入る世代の方にとっては、聞き捨てならないお話かと思います。

また、30代、40代の若い世代の方が老後のお金に漠然とした不安を持たれたかもしれませんね。

今回は、年金の支給額についてのお話です。厚生年金と国民年金の、最新の支給額を比べながら、それぞれ老後にどのくらい受給できるのか、を見ていきましょう。

参考:日本年金機構「年金額の改定ルールの見直し(令和 3年4 月~)

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