コンパニオンプランツとは、一緒に植えると互いによい作用を与え合い、助け合う植物のこと。

コンパニオンプランツを混植することで野菜の生育がよくなったり、病害虫を防いでくれたり、様々な効果が期待できます。

今回はコンパニオンプランツを植えるメリット、コンパニオンプランツと夏野菜のオススメの組み合わせ例も紹介します。

コンパニオンプランツを植えるメリットは?

病害虫を予防する

虫が匂いに敏感であることは、よく知られています。虫が嫌がる香りや成分を含む植物は意外とたくさんあり、除虫菊や蚊連草などがその最たる例です。

シロバナムシヨケギクの別名は「除虫菊」(Orest lyzhechka/Shutterstock.com)

多くのコンパニオンプランツはその独特の香りで、害虫を植物や野菜から遠ざけます。特に香りの強いシソ科やセリ科、キク科の植物は、コンパニオンプランツとしてよく混植されます。

ネギ科のコンパニオンプランツは、根に共生する菌の効果により、植物の病気を減らす効果も。土壌に多様な植物が育つことで、特定の病原菌が蔓延するのを防ぐ効果も期待できます。