お気に入りの植物をもっと増やしたいときは挿し芽をしてみませんか。

挿し芽は枝や茎を切って土に挿し、新しい株を作る方法。大切な植物が何かの原因で枯れてしまっても、代わりになる株があれば安心です。

今回は挿し芽の方法と、挿し芽をしやすいオススメの植物を紹介します。

挿し芽の方法は?

挿し芽の作り方

挿し芽に適した時期は4~7月。元気に伸びている茎を先端から10~15センチほどの長さに切ります。その際、ハサミで切り口を斜めにカットするのがポイント。

4~6枚ほど葉を残して、花やつぼみは取り除きましょう。

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挿し床への挿し方

ビニルポットや育苗トレイに、雑菌のない新しい土を入れて挿し床を作ります。挿し床は排水性と通気性がよいことがポイント。挿し芽専用土を使うとカンタンです。割りばしなどで土に穴を開けて、カットした茎を挿せば完成です。

挿したあとの管理

置き場所は直射日光が当たらない半日陰で、涼しいところが適しています。日なたに出すのは、しっかり根付いてからにしましょう。水やりは土が乾いてきたら過湿にならない程度に優しく与えます。